けん‐ざき【剣崎】
「つるぎさき(剣崎)」に同じ。
こがね‐ざき【黄金崎】
静岡県伊豆半島西岸、賀茂郡西伊豆町にある景勝地。太平洋の波浪による海食崖。岩峰・海食洞などがある。県の天然記念物に指定されている。名の由来は、風化によって黄褐色に変化した安山岩が夕日を受けて輝く...
さき【崎/岬/埼/碕】
《「先」と同語源》 1 海に向かって突き出ている陸の先端。みさき。「御前(おまえ)—」「妹と来し敏馬(みぬめ)の—を」〈万・四四九〉 2 山や丘が平地に突き出た先端。山の鼻。「玉桙(たまほこ)の...
しま‐さき【島崎/島先】
島の海に突き出た所。また、築山などの池に突き出た所。「やい太郎冠者、あの—に見ゆる木は何ぢゃ」〈虎寛狂・萩大名〉
しりや‐ざき【尻屋崎】
青森県、下北半島北東端にある岬。石灰岩の海食台が続き、暗礁(あんしょう)が多い。
じぞう‐さき【地蔵崎】
《「地蔵埼」とも書く》島根県北東部、松江市美保関(みほのせき)町にある岬。島根半島東端に位置し、フランス人が設計した美保関灯台がある。大山(だいせん)隠岐(おき)国立公園に属する。
す‐さき【洲崎】
《「すざき」とも》 1 州が海中または河中に長く突き出て岬のようになった所。「—にさはぐ千鳥の声は」〈平家・八〉 2 1の形の模様。「萌黄色に染鹿子の—」〈浮・胸算用・五〉
すさき【洲崎】
東京都江東区の旧地名。木場の東隣で、元禄年間(1688〜1704)に埋め立てられ、弁天社ができた。明治21年(1888)根津から遊郭が移転し発展。
すさき【須崎】
高知県中部の市。新荘川河口に発達した砂州上にあり、須崎港は土佐湾第一の良港。カンパチ・タイなどの養殖が盛ん。人口2.5万(2010)。
す‐の‐さき【洲崎】
千葉県、房総半島西端の岬。この岬と三浦半島の剣崎を結んだ線が浦賀水道の入り口となる。洲崎灯台がある。すさき。