すいこ‐じだい【推古時代】
飛鳥(あすか)時代の中で、特に推古天皇の時代。聖徳太子が摂政として、冠位十二階の制定、憲法十七条の発布、国史の編纂(へんさん)などを行い、また、仏教の興隆に尽くした。法隆寺などが建立され、仏像の...
スキロス‐とう【スキロス島】
《Skyros/Σκύρος》ギリシャ、エーゲ海西部の島。スポラデス諸島に属し、最も面積が大きい。北部は森に覆われ標高792メートルのオリンポス山があり、南部は荒涼とした岩がちの土地が広がる。島...
スタニスラス‐ひろば【スタニスラス広場】
《Place Stanislas》フランス北東部、グラン‐エスト地方、ムルト‐エ‐モーゼル県の都市、ナンシーの中心部にある広場。18世紀中頃、ルイ15世の義父スタニフワス(スタニスラス)=レシチ...
スチトト【Suchitoto】
中央アメリカ、エルサルバドル中西部の町。首都サンサルバドルの北東約35キロメートルに位置する。16世紀前半に建設された古都で、18世紀建造の白亜の大聖堂が残る。1980年代の内戦で大きな被害を受...
ず‐あん【図案】
美術品・工芸品や一般工作物の製作に際し、あらかじめ意匠や考案を図に表したもの。また、装飾に用いる絵や模様。デザイン。
せいユラ‐きょうかい【聖ユラ教会】
《Svētā Jura baznīca》ラトビアの首都リガの旧市街にある教会。13世紀初頭、リボニア騎士団の城の一部として建造。リガ最古の建物の一つ。13世紀末に大部分が破壊されたが、一部がカト...
せき‐しつ【赤漆】
漆工芸で、木地を蘇芳(すおう)で染めてから透明な漆を塗る技法。また、その漆器。後世の春慶塗と同系統の技法で、木目の美しさをみせるもの。奈良・平安時代に流行した。
せっこう‐がた【石膏型】
彫刻・工芸品などの型物を制作する際に原型とする石膏製の型。
せん‐こう【繊巧】
[名・形動]わざが細やかで巧みなこと。また、そのさま。「—な工芸品」「両翼の姿の—無類なある緊張、その優雅さ」〈横光・旅愁〉
せんたく‐むけいみんぞくぶんかざい【選択無形民俗文化財】
文化庁長官が選択する「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」の通称。重要無形文化財には指定されていないが、芸能・工芸技術などの記録や公開が必要であるとして、国が記録を作成したり、助成を行ったりす...