かっ‐こ【羯鼓】
1 雅楽に用いる打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏の速度・長短を指揮する主要楽器として使う。長さ約30センチの鼓胴の両側に直径約23センチの馬革の鼓面を固定し、...
かっ‐しゃく【滑尺】
計算尺で、台尺(外尺)に挟まれて、左右に動かすことのできる部分。内尺(うちじゃく)。
かつ【勝つ】
《動詞「勝つ」を名詞として用いたもの》歌合わせなどに勝つこと。「よろづ皆おしゆづりて、左—になりぬ」〈源・絵合〉
かつ‐じ【活字】
1 活版印刷に使う凸型の字型。古くは木製、のちには方形柱状の金属の一端の面に、文字を左右反対に浮き彫りにしたもの。これを組み並べて活版を作る。大きさは、号またはポイントで表し、新聞活字では倍数で...
かつら‐づつみ【桂包み】
室町時代、庶民の女性が長い布で頭を包み、前で結んで余りを左右に分けて挟んだもの。京都の桂女(かつらめ)の風俗から始まるという。桂巻き。
か‐てん【火天】
《(梵)Agniの訳》もとインド神話の火神アグニが、仏教に入って仏法擁護の神となったもの。密教では十二天の一。からだは赤く、髪は白く、仙人の形をし火炎中に座して右の二手に三角印と数珠、左の二手に...
かとう【加藤】
姓氏の一。 [補説]「加藤」姓の人物加藤美樹(かとううまき)加藤枝直(かとうえなお)加藤景正(かとうかげまさ)加藤暁台(かとうきょうたい)加藤清正(かとうきよまさ)加藤久仁生(かとうくにお)加藤...
か‐とう【果糖】
果実や蜂蜜(はちみつ)などに含まれる単糖類。ぶどう糖と結合すると蔗糖(しょとう)となる。甘みは糖類中最高。左旋性があるので、左旋糖・レブロースともいう。分子式C6H12O6 D-フルクトース。
かどう‐きょう【可動橋】
船舶の通行時に橋桁(はしげた)を上や左右に動かせるようにした橋。跳開橋・旋回橋・昇開橋など。
鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問(と)・う
《楚の荘王が、周を軽んじ、周室に伝わる宝器である九鼎(きゅうてい)の大小・軽重を問うたという「春秋左伝」宣公三年の故事から》統治者を軽んじ、これを滅ぼして天下を取ろうとする。権威ある人の能力・力...