かま‐やり【鎌槍】
穂先に鎌形の刃が枝のように出ている槍。左右に枝をつけたのを両鎌槍、一方にだけ出したのを片鎌槍という。
かみがた‐ぶんがく【上方文学】
江戸時代文学の一区分。元禄期(1688〜1704)を頂点として京坂で行われた町人文学。生命力にあふれた文学で、井原西鶴の浮世草子、近松門左衛門らの浄瑠璃、松尾芭蕉らの俳諧などがその代表。→江戸文学
かみがも【上賀茂】
京都市北区の地名。賀茂川の上流左岸。賀茂別雷神社がある。
かみ‐ぎょう【上京】
京都市北部の三条通り以北の、御所を中心とする地域。
京都市北部の区名。明治22年(1889)の市制で下京区とともに成立、昭和4年(1929)左京・中京・東山各区を、同30年北区を分離。御所・...
かみ‐さかやき【髪月代】
男の髪を結い、月代をそること。また、その結い方やそりぐあい。「阿波の徳島平左衛門と申して—致さるる」〈浄・博多小女郎〉
かみなり‐もん【雷門】
浅草寺(せんそうじ)の総門である風雷神門の通称。左右に風神・雷神の像を配し、中央に高さ3.9メートルの大提灯が下がる。現在のものは昭和35年(1960)の再建。
東京都台東区の地名。
の南側...
か‐めい【下名】
[名]以下に記した氏名。また、その者。
[代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。わたくし。「—は右証書を保管中左の条件を遵守することを誓う」〈谷崎・卍〉
かめ‐い【亀居】
《亀の後足が左右に開くのに似るところから》足先を左右に開いて、その間に尻を据える座り方。叙位・除目(じもく)のときの正式な着座法。
かめぞう‐こもん【亀蔵小紋】
《江戸中期の歌舞伎俳優市村亀蔵(9代目市村羽左衛門)が着はじめたところから》渦巻きの模様のある小紋。
かめ‐の‐こう【亀の甲】
1 亀のからだを覆う角質の硬い殻。甲羅。かめのこ。 2 六角形が前後左右に連続した模様。きっこう。 3 ベンゼン環のこと。六角形をなすのでいう。 4 波しぶきを防ぐために船首につける厚板の囲い。...