さしかけ‐がさ【差(し)掛け傘】
従者が後ろから主人に差し掛ける長柄の傘。
さし‐か・ける【差(し)掛ける/指(し)掛ける】
[動カ下一][文]さしか・く[カ下二] 1 他のものを覆うように差し出す。「傘を—・ける」 2 (指し掛ける)将棋を指すのを一時休止する。 3 杯を差し出す。酒を勧める。「かはらけ—・けられなど...
さし‐かざ・す【差し翳す】
[動サ五(四)]手・扇・傘などをかざす。また、刀などをふりあげる。ふりかざす。「扇を—・す」
さし‐かた・める【差(し)固める/鎖し固める】
[動マ下一][文]さしかた・む[マ下二] 1 厳重に警戒する。「出入り口を—・める」 2 門や戸を堅く閉ざす。「ありしやうにも遣戸—・めさせねば」〈落窪・二〉 3 しっかりと身支度をする。「本田...
さし‐かまい【差(し)構い】
(多く打消しの語を伴う)さまたげとなること。差し支え。「外国人互の取引は—ある事なし」〈馬場辰猪・条約改正論〉
さし‐かわ・す【差(し)交(わ)す】
[動サ五(四)] 1 両方から差し出して交差させる。「枝を—・す」 2 酒をつぎ合う。「杯を—・す」
さし‐がさ【差(し)傘】
手で持ってさす傘。被(かぶ)り笠に対していう。
さし‐がた【差(し)肩】
怒り肩。
さし‐がつお【差し鰹】
⇒追い鰹
さし‐がね【差(し)金】
1 (「指矩」とも書く)まがりがね。かねじゃく。 2 歌舞伎の小道具の一。作り物の蝶(ちょう)・鳥・人魂(ひとだま)などを操るための黒塗りの細い竹ざお。先端に針金をつけ、これに作り物を取り付ける...