ごそしちこく‐の‐らん【呉楚七国の乱】
前154年、諸侯の領土を削減した前漢の景帝に対し、呉・楚を中心に趙(ちょう)・膠西(こうせい)・膠東・菑川(しせん)・済南の7王国が起こした反乱。3か月で鎮定され、諸王侯の力は弱まり、皇帝の中央...
ご‐たいふ【五大夫】
《秦の始皇帝が泰山で雨宿りをした松の木に五大夫の位を授けたという「史記」にある故事から》松の別名。
ごだいし【五代史】
中国の二十四史の一。150巻。薛居正(せつきょせい)らが撰。974年成立。五代の歴史を記す。旧五代史。
中国の二十四史の一。75巻。宋の欧陽脩(おうようしゅう)撰。後梁の太宗から後周の恭帝ま...
ご・つ
[動タ下二]《「こと(言・事)す」の音変化とも、「こと(言・事)」を活用させたものともいう》ものを言う。「帝(みかど)の御口づから—・て給へるなり」〈源・東屋〉
[接尾]《動詞四段型活用》名...
ご‐てい【五帝】
中国古代の五人の聖君。諸説があるが、「史記」では黄帝・顓頊(せんぎょく)・帝嚳(ていこく)・尭(ぎょう)・舜(しゅん)。
ごほう‐ぜんじん【護法善神】
仏法を守護する鬼神。梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)・四天王・十二神将・十六善神・二十八部衆など。護法神。
ご‐めい【五明】
《中国古代舜帝が作ったという「五明扇」の略》扇の異称。「持参の扇を見ては…、—はかたじけなや、と礼あるを」〈咄・醒睡笑・三〉
ご‐りょう【御料】
1 天皇や貴人が使用する物。衣服・器物・飲食物など。 2 「御料地」「御料所」の略。 3 「御料人」の略。→御寮人(ごりょうにん) 4 寺社の供物。 5 天皇・院に関する「ため」の意の尊称。「初...
ご‐れんし【御連枝】
貴人の兄弟の敬称。→連枝「今上皇帝の—なり」〈太平記・五〉
ごろう・ず【御覧ず】
[動サ変]《「ごらんず」の音変化》 1 「見る」の尊敬語。ごらんになる。ごろうじる。「帝王コレヲ—・ゼラレテ大キニ驚カセラルル体デ」〈天草本伊曽保・ネテナボ帝王イソポに御不審〉 2 (補助動詞)...