バスティアンとバスティエンヌ
《原題、(ドイツ)Bastien und Bastienne》モーツァルト作曲のドイツ語による音楽劇。全1幕。1768年にウィーンで初演。一般のオペラとは異なり、地の台詞(せりふ)のやりとりが多...
バセドー‐びょう【バセドー病】
甲状腺の機能の亢進(こうしん)による、甲状腺の腫(は)れ、頻脈、眼球突出を主症状とする病気。自己免疫疾患と考えられている。20〜30歳代の女性に多い。報告者の医師バセドーにちなむ命名。バセドーよ...
バチスタ‐しゅじゅつ【バチスタ手術】
心臓の筋肉細胞が変化して膨張し、収縮力が落ちる拡張型心筋症に対する手術。左心室の変質した心筋を切除して縫い縮め、収縮力を回復させる。心臓移植に代わる治療法として、1980年代にブラジルの医師ラン...
ばつ‐ろ【末路】
「まつろ(末路)」に同じ。「山師の—はあれと指されて」〈一葉・やみ夜〉
バテレン【伴天連/破天連】
《父・神父の意の、(ポルトガル)padreから》 1 キリスト教が日本に伝来した当時の、カトリックの宣教師の称。パードレ。→イルマン 2 キリスト教およびキリスト教徒の称。
ばば‐ぶんこう【馬場文耕】
[1718〜1759]江戸中期の講釈師・戯作者。伊予の人。本名、中井文右衛門。通称、左馬次(さまじ)。時事を論じて幕府の忌諱(きき)に触れ、獄死。著「近世江都著聞集」など。
バプテスト‐きょうかい【バプテスト教会】
キリスト教プロテスタントの一派。幼児洗礼を認めず、自覚的な信仰告白に基づき、浸礼による洗礼を行う。17世紀初めイギリス国教会の聖職者であったジョン=スミスによって始められ、米国に渡って発展。日本...
ばら【輩/原/儕】
[接尾]人を表す語に付いて、複数の意を表す。「殿—」「奴—」「法師—の二、三人物語しつつ」〈源・夕顔〉 [補説]「殿ばら」などを除けば、多く同輩以下に対して、敬意を欠いた場合の表現として用いられる。
バラ‐オブ‐バーゼイ【Brough of Birsay】
英国オークニー諸島、メーンランド島の北西にある島。本島から約260メートルの距離で、干潮時には徒歩で渡ることができる。5世紀にはキリスト教伝道師が居住していたと考えられ、7世紀にピクト人の要塞と...
バレエ‐リュス【Ballets Russes】
ロシア人ディアギレフによりパリで1909年に創設されたバレエ団。作曲家のストラビンスキーやドビュッシー、振付師のニジンスキーなどが参加。モダンバレエの基礎を築き、また美術やファッションにも大きな...