クエルナバカ‐だいせいどう【クエルナバカ大聖堂】
《Catedral de Cuernavaca》メキシコ中南部、モレロス州の都市クエルナバカにある大聖堂。16世紀前半に建造。先住民の抵抗に備えるため、高い塀に囲まれる。豊臣秀吉の命で殉教した宣...
く‐ぎん【苦吟】
[名](スル)詩歌や俳句などを苦心して作ること。また、その作品。「熱心に—して居るのに、今日は容易に句が出来ぬらしい」〈虚子・俳諧師〉
くぐつ【傀儡】
1 歌などに合わせて舞わせる操り人形。でく。かいらい。 2 平安時代以降、1を操ったりして各地を漂泊した芸人。のち、一部は寺社に仕え、布教に従事した。傀儡回し。傀儡師。 3 《傀儡回しの女たちが...
くしゃ‐まんだら【倶舎曼荼羅】
東大寺蔵、平安末期作の曼荼羅。釈迦三尊(しゃかさんぞん)を倶舎宗の祖師や仏弟子が半円形に囲み、後方に梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)、四隅に四天王を配置してある図。
くじ‐し【公事師】
江戸時代、当事者に代わって訴訟を進めたり、手続きを指導したりすることを業としていた者。種々の弊害を生じたため、幕府はこれを禁止した。出入り師。
くす【薬】
[語素]くすりの意を表す。「—師」「—玉(くすだま)」
くすぼ・る【燻ぼる】
[動ラ五(四)] 1 「燻ぶる1」に同じ。「今度の炭は—・っていかんね」〈虚子・続俳諧師〉 2 「燻ぶる2」に同じ。「天井はランプの油煙で—・ってるのみか」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「燻ぶる5」...
薬(くすり)人(ひと)を殺(ころ)さず薬師(くすし)人(ひと)を殺(ころ)す
薬によって人が死んだとしても、その罪はそれを運用した人にある。物は使い方しだいで薬にもなれば毒にもなる。薬師は人を殺せど薬人を殺さず。
く‐そう【九僧】
大法会での九人の役僧。導師・呪願(じゅがん)師・唄(ばい)師・散華師・梵音(ぼんおん)師・錫杖(しゃくじょう)師・引頭(いんず)・堂達・衲衆(のうしゅう)。
くた‐くた
[副] 1 物がよく煮えている音。また、そのさま。ぐつぐつ。ぐたぐた。「—(と)煮える鍋」 2 疲れたり弱ったりして、力の抜けたさま。また、古くなって張りのなくなったさま。「法師は—と絶え入り...