ちょうけし‐ほう【帳消し法】
相互に売買・貸借の関係にある者が、取引ごとに代金の受け渡しをしないで各自の帳簿に記入しておき、一定期間ののちに決算してその差引残高のみを現金で授受する方法。
ちょう‐じめ【帳締め/帳〆】
帳簿の決算。「上半期の—をする」
ちょう‐じり【帳尻】
帳簿の記載の最後のところ。また、収支の最終的計算。「—をごまかす」
ちょうじり‐あわせ【帳尻合(わ)せ】
1 収入と支出を合致させること。 2 物事のつじつまを合わせること。
帳尻(ちょうじり)が合(あ)・う
1 収入と支出とが合致する。「決算の—・わない」 2 物事のつじつまが合う。つりあいがとれる。「このヒットで、先のエラーと—・う」
帳尻(ちょうじり)を合(あ)わ・せる
1 収入と支出とが合うようにする。「年度末に借金して—・せる」 2 最終的につじつまが合うようにする。「話の—・せる」
ちょう‐だい【帳内】
「ちょうない(帳内)1」に同じ。
ちょう‐だい【帳台/帳代】
1 寝殿造りの母屋内に設けられる調度の一。浜床(はまゆか)という正方形の台の上に畳を敷き、四隅に柱を立てて帳(とばり)を垂らしたもの。貴人の寝所または座所とした。御帳台(みちょうだい)。帳。 2...
ちょうだい‐がまえ【帳台構え】
書院造りの上段の間(ま)の側面などに設けた部屋飾りの一。畳より一段高く框(かまち)を置き、鴨居(かもい)を長押(なげし)より低く取り付け、引き分け戸または引き戸のふすまを設けたもの。
ちょうだい‐の‐こころみ【帳台の試み】
五節第1日の丑(うし)の日に、天皇が常寧殿(じょうねいでん)に出て、五節の舞姫の下げいこを観覧する儀式。五節の試み。五節の帳台の試み。