そうかんじょう‐もとちょう【総勘定元帳】
簿記で、すべての勘定口座を網羅した帳簿。標準式と残高式とがある。
そ‐ちょう【租帳】
奈良・平安時代、諸国から前年度の租の納入状況を中央に報告した帳簿。国司から太政官へ送られた。輸租帳。
そで‐ぎちょう【袖几帳】
袖で顔をおおい隠すこと。袖を几帳に見立てていう語。そでのきちょう。「さて後に—など取りのけて」〈能因本枕・八六〉
そで‐の‐きちょう【袖の几帳】
「袖几帳」に同じ。「—など取り捨てて、思ひなほり給ふめりし」〈枕・八二〉
だい‐けいちょう【大計帳】
律令制で、四度(しど)の公文(くもん)の一。諸国でその年の所管の戸口や庸・調などの数量を記載し、太政官に提出した帳簿。大帳。
だい‐ちょう【台帳】
1 商店で、売買の金額などを記しておく帳簿。大福帳。「仕入れ—」 2 ある物事の基礎的な事実を記載しておく帳簿。「土地—」 3 歌舞伎の上演用脚本。せりふ・ト書きなどが毛筆で書かれたもの。台本。...
だい‐ちょう【大帳】
1 「大計帳」に同じ。 2 「台帳1」に同じ。「—雲を翻し、そろばん丸雪(あられ)をはしらせ」〈浮・永代蔵・一〉 3 「台帳3」に同じ。「—を見ざるの誤にして」〈滑・膝栗毛・四〉
だいふく‐ちょう【大福帳】
《「大帳」に福運を願って「福」を加えたもの》商家で、売買勘定の元帳。得意先ごとに口座を設け、取引状況を明らかにした。
ちせき‐だいちょう【地籍台帳】
⇒土地台帳
ちゅうもん‐ちょう【注文帳】
注文先の氏名・住所・注文品目・数量などの必要事項を記載した帳面。