でんきにじゅうそう‐キャパシター【電気二重層キャパシター】
電解液に浸した電極の界面に電子やイオンが並んで薄い層を形成する、電気二重層という現象を利用した蓄電池。短時間の充放電が可能で、非常に大きな静電容量をもつ。電気二重層コンデンサー。EDLC(ele...
とう‐か【登科】
1 中国で、科挙(かきょ)に合格することをいった語。登第(とうだい)。 2 官吏登用試験に合格すること。また、その人。転じて、非常にすぐれた人。「十題判断の—、一山無双の碩学なり」〈太平記・二〉
とうか‐げんり【等価原理】
一般相対性理論の基本原理で、同じ物体の慣性質量と重力質量とは常に等しいというもの。この原理によれば、加速運動をするロケットの内部で感じる見かけの力と、地上に静止した状態に感じる重力に本質的な違い...
とうかん‐な・し【等閑なし】
[形ク]日ごろ非常に親しくしている。心安い。「いかに—・いと言ふても言はれぬ事ぢゃ」〈虎明狂・連歌盗人〉
とう‐ぐし【唐櫛】
近世の梳(す)き櫛の一。竹製で歯の非常に細かく密なもの。
とうと・い【尊い/貴い】
[形][文]たふと・し[ク] 1 崇高で近寄りがたい。神聖である。また、高貴である。たっとい。「—・い神仏」「神(かむ)さびて高く—・き駿河なる富士の高嶺を」〈万・三一七〉 2 きわめて価値が高...
とお・い【遠い】
[形][文]とほ・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。 1 場所が非常に離れている。距離が十分にある。「—・い国」「—・くまで歩く」⇔近い。 2 時間が非常に離れて...
十(とお)で神童(しんどう)十五(じゅうご)で才子(さいし)二十(はたち)過(す)ぎては只(ただ)の人(ひと)
幼いころは非常にすぐれていると思われていた人も、たいていは成長するにつれて平凡な人と変わりなくなってしまうこと。
とおどお‐し・い【遠遠しい】
[形][文]とほどほ・し[シク] 1 長らく行き来がない。疎遠である。「須田とは、…自然—・くはなっていたけれど」〈里見弴・今年竹〉 2 非常に離れている。「妻枕(ま)きかねて—・し高志(こし)...
トキソプラズマ‐しょう【トキソプラズマ症】
《toxoplasmosis》原生動物の一種のトキソプラズマが寄生して起こる病気。人間のほか牛・羊・豚・犬・猫・鳥などにもみられ、食肉や排泄物(はいせつぶつ)から感染する。発熱・リンパ節腫脹(し...