にほんこくげんざいしょもくろく【日本国見在書目録】
平安前期の漢籍目録。1巻。藤原佐世(すけよ)撰。寛平3年(891)ごろの成立か。当時日本にあった漢籍1万6790巻を部門別に分類し、書名・巻数・著者名などを記したもの。
にほん‐し【日本史】
1 日本の歴史。大きくは古代・中世・近世(近代)の三つに区分される。 2 高等学校社会科の科目の一。 [補説]日本史の時代区分旧石器時代縄文時代弥生時代古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代鎌倉時代南...
にほんりょういき【日本霊異記】
平安前期の日本最古の仏教説話集。3巻。景戒(けいかい・きょうかい)著。弘仁14年(823)ごろ成立。異聞・因果談・発心談など116の説話を、日本風の漢文で記したもの。日本国現報善悪霊異記。霊異記...
にょ‐いん【女院】
三后(さんごう)・准母(じゅんぼ)・女御(にょうご)・内親王などで、朝廷から特に「院」または「門院」の称号を受けた女性。平安時代、一条天皇のとき皇太后藤原詮子が出家の際に東三条院の院号を贈られた...
にょう‐ご【女御】
1 後宮(こうきゅう)に入り天皇の寝所に侍した高位の女官。皇后・中宮に次ぎ、更衣の上に位した。主に摂関の娘がなり、平安中期以後は皇后に立てられる者も出た。にょご。「いづれの御時にか、—、更衣あま...
にょうぼう‐しょうぞく【女房装束】
平安時代、朝廷の後宮に仕える女房の服装。宮中内に起居するので、奉仕のときに朝服を着用した。後世、俗にいわれる十二単(じゅうにひとえ)で、白小袖の上に紅の袴(はかま)をはき、単(ひとえ)・五衣(い...
にょ‐べっとう【女別当】
平安時代、斎宮・斎院に仕えた女官。
にんあん【仁安】
平安末期、六条天皇・高倉天皇の時の年号。1166年8月27日〜1169年4月8日。にんなん。
にんじゅ【仁寿】
平安前期、文徳天皇の時の年号。851年4月28日〜854年11月30日。
にんな【仁和】
《「にんわ」の連声(れんじょう)》平安前期、光孝天皇・宇多天皇の時の年号。885年2月21日〜889年4月27日。