はち‐どう【八道】
「八正道(はっしょうどう)」の略。
律令制で、東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海の七道に畿内を加えたもの。また、明治時代、七道に北海道を加えた称。
朝鮮の行政区画としての八つの道...
はち‐ぼ【八墓】
平安時代、朝廷で管理した皇親・外戚八人の墓。以後、歴代の親疎によって加除があり、一定ではない。荷前(のさき)の使いをつかわされた。
はっか‐きょう【八花鏡】
唐鏡の一。円鏡の周囲に八つの弧状の、八弁花をかたどったもの。日本でも、奈良・平安時代に用いられた。→八稜鏡(はちりょうきょう)
はっけ‐しんとう【伯家神道】
平安末期から神祇(しんぎ)伯を世襲した白川家に伝えられた神道の流派。白川神道。
はっ‐しゅう【八宗】
日本に伝来した仏教の八つの宗派。南都六宗の倶舎(くしゃ)宗・成実(じょうじつ)宗・律宗・法相(ほっそう)宗・三論宗・華厳宗および平安二宗の天台宗・真言宗の称。八家。
は‐つぶり【半首/半頭】
顔面を防御する武具の一。前額部から両ほおにかけて覆う鉄製の面具。平安末期から鎌倉時代に用いられた。はつむり。
はつゆき‐の‐げんざん【初雪の見参】
平安時代、初雪の降った日に群臣が参内(さんだい)したこと。また、その儀式。
はな【花/華】
1 種子植物の有性生殖を行う器官。葉から変形した萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべおよび花軸からなる。この要素の有無により完全花と不完全花に、雄しべ・雌しべの有無により両性花と単性花に分けられる...
はな‐あわせ【花合(わ)せ】
1 花札で、同じ月の札を合わせて取り、点数や出来役などで勝負を争う遊び。八八(はちはち)・おいちょかぶなど。 2 平安時代、人々が二手に分かれ、それぞれ花(主に桜)を出し合って比べ、また、その花...
はなぞの【花園】
京都市右京区の双ヶ岡(ならびがおか)の東側一帯。平安初期に清原夏野が別荘を造り、花園と称した。花園上皇の離宮であった妙心寺や、仁和寺・竜安寺がある。
大阪府東大阪市東部の地名。付近に花園ラグ...