しく‐かみうた【四句神歌】
平安末期から鎌倉時代にかけて歌われた4句体の神歌。梁塵秘抄(りょうじんひしょう)に収録。しくのかみうた。
しげい‐しゃ【淑景舎】
平安京内裏五舎の一。内裏の東北の隅にあり、女御・更衣の住居。庭に桐を植えてあったので、桐壺(きりつぼ)ともいう。しげいさ。
に住む女御・更衣の通称。しげいさ。
し‐こんでん【私墾田】
奈良・平安時代、農民などに未開地を開墾させ、私有を許可した田。
しざい‐ちょう【資財帳】
奈良・平安時代、国家がその管理下の寺院に提出させる財産目録。各種財産のほか縁起も記載した。
ししん‐でん【紫宸殿】
平安京内裏の正殿。即位・朝賀・節会(せちえ)などの諸種の儀式や公事(くじ)を行った。入母屋造(いりもやづく)りで南面し、中央の階の左右に左近の桜、右近の橘(たちばな)がある。殿内中央に高御座(た...
しじゅうく‐いん【四十九院】
1 弥勒菩薩(みろくぼさつ)のいる兜率天(とそつてん)の内院にある49の宮殿。 2 行基が畿内に建てたという49の寺院。 3 平安時代、一つの寺院の境内に設けた49堂宇。 4 鎌倉時代以後、墳墓...
しじょう【四条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。四条大路。
⇒四条通り
しじょう‐どおり【四条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東大路八坂神社前から西大路・桂川を経て松尾神社前に至る。平安京の四条大路にあたる。
し‐じん【資人】
奈良・平安時代の下級官人。親王や上級貴族に与えられ、主人の警固や雑務に従事した。五位以上の諸王・諸臣の位階に応じて与えられる位分資人、中納言以上の官職に応じて与えられる職分(しきぶん)資人、親王...
しじん‐そうおう【四神相応】
地理的景観が四神の存在にふさわしいすぐれた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。平安京の地勢がこれにあたるという。四地相応。