へい‐にん【平人】
普通の人。なみの人間。へいじん。「—の眼には五光が射すものと見えて」〈魯庵・社会百面相〉
へい‐ねつ【平熱】
健康時の体温。成人ではセ氏36〜37度ぐらい。
へい‐ねん【平年】
1 閏(うるう)でない年。太陽暦で1年が365日の年。 2 普通の状態にある年。特に、気象や農作物の収穫が普通程度の年。「—並みの気温」
へいねん‐さく【平年作】
農作物の収穫が平年並みであること。過去5か年の収穫高のうち、最高と最低の年を除いた3か年の平均収穫高が基準にされる。平作。
へいねん‐ち【平年値】
気温・降水量などの、過去30年間の平均値。10年ごとに更新される。
へい‐はん【平版】
印刷版式の一。版面は明確な高低がなく、インクの付着する親油性の画線部と親水性の非画線部とから成り、水と油との反発を利用して印刷する。オフセット・石版など。
へい‐ばん【平板】
[名・形動] 1 平らな板。特に、平板測量で用いる木製の平らな板。 2 変化に乏しく、おもしろみのないこと。また、そのさま。「盛り上がりに欠ける—な文章」 [派生]へいばんさ[名]
へいばん‐がた【平板型】
東京式アクセントの分類うち、アクセント核がない型。多く、辞書などでは「○」「‾」「=」「⓪」などを使って示す。「とり○(鳥)」「がっこう○(学校)」など。平板式。
へいばんがた‐けいようし【平板型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない形容詞。「あかい○(赤い)」「むずかしい○(難しい)」など。形容詞のうち少数。近年では、修飾語として名詞の前にある場合(「あかい○服」「むずかしい○...
へいばんがた‐どうし【平板型動詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない動詞。「する○(為る)」「とまる○(止まる)」「おしえる○(教える)」など。