へい‐ぼん【平凡】
[名・形動]これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま。「—な作品」⇔非凡。 [派生]へいぼんさ[名]
へい‐みゃく【平脈】
健康な人の平常時の脈拍。成人で、1分間に60から75ぐらい。
へい‐みん【平民】
1 官位のない普通の人民。庶民。 2 明治2年(1869)設定された族称の一。華族・士族を除いた農・工・商に対する呼称。日本国憲法の施行とともに消滅。→士農工商 3 古代ローマで、貴族・奴隷以外...
へいみん‐かい【平民会】
古代ローマの民会の一。前5世紀ごろ、対パトリキ(貴族)抗争の結果として設置。当初はプレブス(平民)だけの集会だったが、前287年のホルテンシウス法によって、国家の最高立法機関となった。
へいみん‐しゃ【平民社】
明治末期の社会主義結社。明治36年(1903)日露戦争開戦反対を唱えて「万朝報(よろずちょうほう)」を退社した幸徳秋水・堺利彦(さかいとしひこ)らが結成。「平民新聞」を発行。官憲の弾圧で同38年...
へいみん‐しゅぎ【平民主義】
差別をなくし、万人平等の社会の実現を目ざす主義。明治中期、徳富蘇峰(とくとみそほう)が主張。
へいみんしんぶん【平民新聞】
平民社が発行した週刊新聞。明治36年(1903)創刊。同38年廃刊。同40年に平民社の再建とともに日刊紙として再刊されたが、3か月で廃刊。
へい‐めい【平明】
[名・形動] 1 わかりやすくはっきりしていること。また、そのさま。「—な解説」 2 夜明け。明け方。 [派生]へいめいさ[名]
へい‐めん【平面】
1 平らな表面。また、表面が平らであること。 2 面上のどの二点をとっても、これを結ぶ直線が常にその上にあるような面。 [補説]作品名別項。→平面
へいめん【平面】
山口長男による油絵。黒地に赤茶色の大きな矩形を配置した抽象画。昭和33年(1958)の作品。神奈川県立近代美術館蔵。