さんかい‐き【三回忌】
人の死後満2年、数えて3年目の忌日。また、その日に行う法事。一回忌の翌年をいう。三周忌。三年忌。
しちかい‐き【七回忌】
人の死後満6年、数えて7年目の忌日。また、その日に行う法事。七周忌。七年忌。ななかいき。→回忌 →忌日
じゅうさん‐かいき【十三回忌】
人の死後満12年、数えて13年目の忌日。また、その日に行う法事。十三年忌。
じゅうさん‐ぶつ【十三仏】
年忌追善に際し、初七日から三十三回忌までの13回に配当して供養する仏・菩薩(ぼさつ)。南北朝時代に成立した信仰。
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
杉の葉の付いた塔婆(とうば)。最後の年忌である三十三回忌または五十回忌に、墓場に立てる。葉付き塔婆。梢(うれ)付き塔婆。
だい‐おんき【大遠忌】
浄土宗で、宗祖法然(ほうねん)の50年ごとの年忌。浄土真宗では宗祖親鸞(しんらん)の50年ごとの年忌をいう。→遠忌
とむらい【弔い】
《「とぶらい」の音変化》 1 人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。弔問。「—の言葉を述べる」 2 葬式。野辺の送り。「—を出す」 3 死者の霊を慰めること。法事。追福。追善。「七年忌の—」
とむらい‐あげ【弔い上げ】
法要を営む最終の年忌。三十三回忌または五十回忌とする所が多い。これ以後、年忌供養を営まない。問い切り。
ねん‐かい【年回】
「年忌(ねんき)」に同じ。
ははあの十三年(じゅうさんねん)
「ははあ」と感嘆するときに「母の一三年忌」をかけて言う言葉遊び。