ゆき‐かわ・る【行き変はる】
[動ラ四]物が時がたって改まる。年月が移り変わる。「年の内—・る時々の花紅葉」〈源・薄雲〉
ゆき‐ち・る【行き散る】
[動ラ四]行ってちりぢりになる。ちりぢりに別れる。「年月経ば、かかる人々も、えしもありはてでや、—・らむなど」〈源・須磨〉
ゆき‐むか・う【行き向かふ】
[動ハ四] 1 年月が経過しては、またやってくる。次々と過ぎてまたやってくる。「—・ふ年の緒長く仕へ来し」〈万・三三二四〉 2 出かけて行く。出向く。「かの粟田口の宮に—・ひて」〈今昔・三一・一...
ゆ・く【行く/逝く/往く】
[動カ五(四)] 1 向こうへ移動する。「はやく—・け」 2 目的地へ向かって進む。「学校へ—・く」 3 歩く。歩いて進む。「悪路を—・く」 4 通り過ぎる。「沖を—・く船」 5 年月が経過する...
よく【翌】
[連体]その次の。日付や年月にいう。「—六日」「—一九九八年」
よく‐よく【翌翌】
《「翌」を重ねたもの》 [連体]その次の次の。日付・年月などにいう。「—四月一七日」「—一九九九年」
[語素]時に関する名詞の上に付いて複合語をつくり、その次の次の年月や日時であることを表す...
世(よ)を◦経(へ)る
1 長い年月を経過する。「—◦経て残る傑作」 2 男女の情事を経験する。「女のまだ世経ずと覚えたるが」〈伊勢・一二〇〉
らい【来】
[連体](日付・年月などで)この次の。きたる。「—場所」「—シーズン」
[接尾]時などを表す語に付いて、その時から現在まで続いている意を表す。以来。このかた。「数日—」「昨年—」「一別—」
りゅう‐こう【流光】
1 年月がたつこと。光陰の移り行くこと。「五年の—に転輪の疾(と)き趣を解し得たる婆さんは」〈漱石・草枕〉 2 流れ出る光。また、光の流れること。 3 水の流れにうつる月光。
りゅう‐ねん【流年】
1 流れ去っていく年月。「もはら—に感じて心最も苦しぶ」〈菅家文草〉 2 年齢。とし。「いまだ—盛んなれば」〈浮・武家義理・六〉