こう【幸】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]さいわい さち しあわせ みゆき [学習漢字]3年 1 運がよい。さいわい。「幸運・幸甚・幸福/多幸・薄幸・不幸」 2 (「倖」の代用字)思いがけない幸い。「射幸...
こうきょう‐の‐ふくし【公共の福祉】
社会全体に共通する幸福・利益。基本的人権と矛盾することがあり、その調和が問題とされる。
こうていてき‐がいねん【肯定的概念】
論理学で、ある性質が存在していることを示す概念。例えば、知識・幸福など。肯定概念。積極的概念。⇔否定的概念。
こうふく‐しゅぎ【幸福主義】
人生の目的、行為の基準を幸福におき、精神の持続的な喜びを重んじる立場。幸福説。
こうふくついきゅう‐けん【幸福追求権】
個人が幸福を追求する権利。憲法は、公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とする権利であるとしている。→日本国憲法第13条
こうふくなおうじ【幸福な王子】
《原題The Happy Prince》ワイルドの童話集「幸福な王子、その他の物語」の通称。1888年刊。著者が自身の息子たちのために書いたもので、表題作「幸福な王子」のほか「ナイチンゲールとば...
こうふくろん【幸福論】
《原題、(フランス)Propos sur le bonheur》アランの著書。1925年刊行、増補改訂版は1928年刊行。ノルマンディーの地方紙に1906年から1914年にかけて連載され、第一次...
こう‐ふこう【幸不幸】
幸福と不幸。しあわせとふしあわせ。
こう‐り【功利】
1 功名と利得。功績と利益。また、功績や利益を上げること。 2 幸福と利益。
こうり‐しゅぎ【功利主義】
1 功利を第一とする考え方。 2 幸福を人生や社会の最大目的とする倫理・政治学説。「最大多数の最大幸福」を原理とする。英国のベンサムやミルによって唱えられた。功利説。