やま‐まゆ【山繭/天蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫...
やま‐め【水蠆】
ヤンマの幼虫。やご。
ゆう‐かい【誘拐】
[名](スル)だまして、人を連れ去ること。かどわかし。「幼児を—する」「営利—」→略取誘拐罪
ゆう‐ぎ【遊戯】
1 遊びたわむれること。遊び。「言語—」 2 幼稚園・小学校などで、運動や社会性の習得を目的として行う集団的な遊びや踊り。「お—」
ゆうび‐るい【有尾類】
有尾目の両生類の総称。原則として四肢があり、尾は変態後も消失せず、一生ある。淡水または湿地で生活し、幼生はえら呼吸、成体はえらまたは肺で呼吸する。耳に鼓室はない。サンショウウオ・オオサンショウウ...
ゆえ【故】
1 事の起こるわけ。理由。原因。「—あって母方の姓を継ぐ」「—のないいらだち」「—ありげな顔」 2 りっぱな経歴。由緒(ゆいしょ)。来歴。「—ある家の出」 3 趣。風情。「前栽などもをかしく—を...
ゆさぶられっこ‐しょうこうぐん【揺さ振られっ子症候群】
首の据わらない乳児を強く揺することで起こる、頭蓋内出血・眼底出血・硬膜下血腫などの症状。予後に脳性麻痺・運動障害・視力障害などが残り、最悪の場合は死亡する。長時間のドライブでも起こる。乳幼児揺さ...
ゆすり‐か【揺蚊】
双翅(そうし)目ユスリカ科の昆虫の総称。カに似るが吸血しない。体長約5ミリ。夕方群れ飛び、蚊柱をつくる。幼虫はアカムシ・アカボウフラといい、釣りの餌にする。セスジユスリカ・アカムシユスリカなど。
ゆず‐ぼう【柚坊】
アゲハチョウ・カラスアゲハ・クロアゲハなどの幼虫。ユズ・カラタチなどの葉を食べて育ち、初め黒色で、成長すると緑色になり、触れると頭の後ろから黄色や朱色の肉角を出す。
ゆめのかべ【夢の壁】
加藤幸子の小説。終戦前後の北京(ペキン)で幼少期を過ごした日本人少女と、戦争で母親を亡くした中国人少年との心の交流を描く。昭和57年(1982)発表。同年、第88回芥川賞受賞。