たいせいよう‐ちゅうおうかいれい【大西洋中央海嶺】
大西洋のほぼ中央に南北に連なる海嶺。大まかにS字型をしており、北極海からアイスランド、アゾレス諸島を通って、アフリカ南端沖より南西インド洋へ延びる。中心部の海底の高まりにはリフトとよばれる中軸谷...
たい‐るい【苔類】
コケ植物の一群。湿った地上または樹皮に生え広がる。葉状体のものと茎状体のものとがあり、体の表面に胞子体をつくって繁殖する。ゼニゴケ・ジャゴケ・ウロコゴケなど。
たかだ‐へいや【高田平野】
新潟県南西部に広がる平野。面積280平方キロメートル。中心都市は上越市で、上越米の穀倉地帯。頸城(くびき)平野。
たかなわ‐はんとう【高縄半島】
愛媛県中央部、瀬戸内海に突き出た半島。大部分は500〜1000メートルの山地で、最高峰は東三方ヶ森(ひがしさんぽうがもり)(標高1233メートル)。北は来島(くるしま)海峡に面し今治(いまばり)...
たかのす‐ぼんち【鷹巣盆地】
秋田県北部にある盆地。米代(よねしろ)川中流と阿仁(あに)川沿いにあり、面積230平方キロメートル。段丘・台地が広がる。
たしろ‐やま【田代山】
栃木県日光市と福島県南会津郡南会津町にまたがる山。帝釈(たいしゃく)山脈の中央に位置する。標高1971メートル。テーブル状に広がる頂上に湿原が見られる。平成19年(2007)、尾瀬国立公園の一部...
たち‐こ・める【立(ち)込める/立ち籠める】
[動マ下一][文]たちこ・む[マ下二]霧や煙などがその場所一面に満ち広がる。「室内に甘い香りが—・める」
たちまち【忽ち】
[副]《「立ち待ち」の意からか》 1 非常に短い時間のうちに動作が行われるさま。すぐ。即刻。「うわさが—広がる」「飲めば—効く薬」「—のうちに売り尽くす」 2 思いがけなく、ある事態が発生するさ...
たち‐わた・る【立ち渡る】
[動ラ四] 1 霧・雲などが、あたり一帯に広がる。「狭井河(さゐがは)よ雲—・り」〈記・中・歌謡〉 2 車や人などが一面に立ち並ぶ。「弦うち二十人…二なみに—・れり」〈紫式部日記〉 3 一方から...
たなぎら◦う【棚霧らふ】
[連語]《動詞「たなぎる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》雲が空全体に広がる。霧が一面にかかる。「—◦ひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代(しろ)にそへてだに見む」〈万・一六四二〉