からくさひょうし【唐草表紙】
木下杢太郎の小説集。大正4年(1915)刊。夏目漱石が序文を寄せている。
から‐の‐うた【唐の歌】
「唐歌(からうた)」に同じ。「—にもかくぞあるべき」〈古今・仮名序〉
かり【狩/狩り】
(狩)俳句雑誌。昭和53年(1978)、鷹羽狩行の主宰により創刊。平成30年(2018)終刊。 (狩り)《原題、(ドイツ)Jagd》モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番変ロ長調の通称。1784...
か‐りょう【科料】
1 刑法の規定する主刑の一。軽微な犯罪に科する財産刑で、刑の序列としては罰金より軽い。とがりょう。 2 罪科を償うために出す金品。「盗賊(どろぼう)の噺(はなし)をする奴にゃ—を出させるぞ」〈滑...
かわごずれ【皮籠摺】
江戸前期の俳諧撰集。岩田涼菟編。元禄12年(1699)刊。序文は宝井其角。
かわら‐の‐まど【瓦の窓】
1 土を焼き固めてつくった窓。 2 貧者や隠者の住居。また、そこに住む人。「—、柴の庵(いほり)の言の葉をも、…漏らすことなし」〈千載・序〉
かん‐う【換羽】
鳥の羽毛が抜けかわること。ふつう繁殖期のあと、全身の羽毛に一定の順序で起こり、新羽に押し出されて旧羽が抜ける。羽がわり。
カンガルー‐ポー【kangaroo-paw】
ハエモドルム科アノゴザントス属(Anogozanthos)の多年草。茎頂の花序がカンガルーの足に似ていることからの名。
渙然(かんぜん)氷釈(ひょうしゃく)する
《杜預「春秋左氏伝序」から》氷のとけるように、疑惑や迷いがなくなる。
かん‐ち【監置】
[名](スル)法廷の秩序を乱した者に対し、裁判所が科する制裁の一。20日以内、監置場に留置すること。