つる‐の‐はやし【鶴の林】
「鶴林(かくりん)」を訓読みにした語。「二月の中の五日は、—にたき木尽きにし日なれば」〈増鏡・序〉
てい【梯】
[人名用漢字] [音]テイ(漢) [訓]はしご 1 高い所にのぼるための道具。はしご。「梯形/雲梯・魚梯・舷梯(げんてい)」 2 段階。順序に従った区分。「梯団/階梯」 [難読]梯子(はしご)
ていかい‐しゅみ【彽徊趣味】
世俗の雑事を避けて、余裕のある気持ちで人生をながめ、東洋的な詩歌の境地に遊ぼうとする態度。夏目漱石が高浜虚子の小説「鶏頭」の序文で提唱した語。→余裕派
ていけい‐し【定型詩】
伝統的に、詩句の数や配列順序に一定の形式をもっている詩。漢詩の五言・七言の絶句や律詩、西洋のソネット、日本の短歌・俳句など。→自由詩 →不定型詩
て‐じゅん【手順】
1 物事をする順序。段取り。「—を踏む」「—よく運ぶ」 2 囲碁・将棋で、着手の順序。また、相手の動きに対する当然の応手。
テセウス【Thésée】
リュリ作曲の歌劇。序曲と5幕。1675年パリで初演。キノー脚本。アテナイ王テセウスを主人公とする作品。叙情悲劇の代表作として知られる。フランス語の読みに従い「テゼ」ともする。
て‐つごう【手都合】
仕事の順序。手はず。また、仕事の繰り合わせ。「—をして間に合わす」
て‐つづき【手続(き)】
1 物事を行うのに必要な手順。てはず。「正式の—を踏む」 2 あることをするのに必要な、一定の順序・形式に従った処置。「入学の—をする」
てつどう‐けいさつ【鉄道警察】
交通警察の一。鉄道交通の安全を守り、車内や駅で秩序の維持にあたるもの。
て‐なら・う【手習ふ】
[動ハ四] 1 字を書く練習をする。習字をする。「この二歌は…—・ふ人のはじめにもしける」〈古今・仮名序〉 2 心に浮かぶ古歌などを無造作に書き記す。「木幡の里に馬はあれどなど、あやしき硯召し出...