そこ‐ひ【底翳/内障】
眼球内に障害があって物の見えなくなる病気。ひとみの色によって、白そこひ(白内障)・青そこひ(緑内障)・黒そこひ(黒内障)とよばれる。内障眼。→上翳(うわひ)
そこ‐びえ【底冷え】
[名](スル)からだのしんまで冷えること。また、そのように寒いこと。「—する夜」《季 冬》
そこ‐びかり【底光り】
[名](スル)奥底に光がひそんでいるように見えること。また、その光。深みのある人柄・技芸などについてもいう。「磨き込まれて—する床柱」「—のする渋い芸」
そこ‐びきあみ【底引(き)網/底曳き網】
引き網の一。袋網とその左右につく袖網(そであみ)、および引き綱とからなり、海底で網を引き回して底魚を捕る。
そこ‐ほん【底本】
「ていほん(底本)」に同じ。
そこ‐まめ【底豆/底肉刺】
足の裏にできる肉刺(まめ)。
そこ‐もの【底物】
海底にすむ魚。カレイ・ヒラメ・アンコウなど。→浮き物2 →瀬物
そこり【底り】
潮が引いて海の底が出ること。また、釣りで最も潮が引いた時をいう。潮干(しおひ)。
そこ・る【底る】
[動ラ五(四)]潮が引いて海底が現れ出る。「丁度海は—・って居て、黒い州潟が遠くつづいて居る」〈真山・男五人〉
そこ‐われ【底割れ】
景気が低迷しているときに、さらに景気がいちだんと悪化すること。→底入れ →底離れ