ざ‐しょく【座職/坐職】
すわって作業・仕事をする職業。座業。
ざ‐しょく【座食/坐食】
[名](スル)無職のままで生活すること。徒食。「—の徒」「—して年を過ごす」
ざ‐じょう【座上/坐上】
《古くは「ざしょう」》 1 集まっている席上。 2 上席。上座(かみざ)。じょうざ。「大臣(おとど)は舎弟宗盛卿の—に着き給ふ」〈平家・二〉
ざ‐じょう【座乗/坐乗】
[名](スル)海軍で、指揮官が艦船や飛行機に乗り込んで指揮を執ること。「司令官が—して演習を行う」
座上(ざじょう)の空論(くうろん)
座っていて考えた、実際の役に立たない議論。机上の空論。
ざ・す【座す/坐す】
[動サ五]「ざ(座)する」(サ変)の五段化。「一日中書斎に—・す」 [動サ変]「ざする」の文語形。
ざ‐す【座主】
1 学・徳ともにすぐれた一座の上首。 2 大寺を統括する首席の僧職。延暦寺の天台座主に始まり、金剛峰寺・醍醐寺などで官命によって任ぜられたが、明治以後は私称。
ざ‐す【座州/坐洲】
[名](スル)船が浅瀬に乗り上げること。「河口で—する」
ざ‐すい【座睡/坐睡】
[名](スル)座ったまま眠ること。いねむり。「冬でも着物の儘壁に倚(もた)れて—する丈だ」〈漱石・門〉
ざ・する【座する/坐する】
[動サ変][文]ざ・す[サ変] 1 すわる。じっとして、いる。「—・して待つ」 2 事件などのかかわりあいになる。巻き添えを食う。連座する。「選挙違反に—・する」