プロダクト‐チャージ【product charge】
有害物の製造に対して課税すること。その税金は廃棄物の処理などに使われる。ドイツの廃油税、米国ワイオミング州の再資源化促進税など。
へどろ
河口・海岸・沼などの底に堆積(たいせき)してできた柔らかな泥。特に、産業廃棄物や有機物などが堆積したもの。
ほうしゃ‐か【放射化】
放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体...
ほうしゃせい‐はいきぶつ【放射性廃棄物】
原子力施設や使用済み核燃料の再処理工場などで発生する、放射性物質を含む廃棄物。核分裂生成物のほか、放射能に汚染された衣類・器具・水や、閉鎖施設そのものも含まれる。核廃棄物。→高レベル放射性廃棄物...
ほうしゃせいはいきぶつ‐しょりしせつ【放射性廃棄物処理施設】
原子力発電所などから発生する放射性廃棄物を安全に保管し、埋設処分などを行うための施設。日本では低レベル放射性廃棄物の一部を青森県六ヶ所村の低レベル放射線廃棄物埋設センターで処分しているが、その他...
ほうしゃせいぶっしつおせんたいしょ‐とくべつそちほう【放射性物質汚染対処特別措置法】
《「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」の略称》福島第一原子力発電所事故による放射性...
マイナー‐アクチノイド【minor actinide】
《「マイナーアクチニド」とも》アクチノイドに含まれる超ウラン元素のうち、プルトニウム以外の元素の総称。ネプツニウム、アメリシウム、キュリウムなどがあり、それらの放射性同位体のなかには半減期が数万...
マテリアル‐リサイクル【material recycle】
《(和)material(材料、原料)+recycle(再利用)》廃棄物を再び同じ製品、または別の製品の材料として再利用すること。廃プラスチックを溶かして成形したり、フレークやペレットなどの原料...
もっぱら‐ぶつ【専ら物】
再生利用を目的として回収される一般廃棄物または産業廃棄物。古紙・くず鉄・空き瓶類・古繊維の4品目のこと。名称は、廃棄物処理法に「もっぱら再生利用の目的となる」と記載されていることから。
ゆうか‐ぶつ【有価物】
経済上の価値のある有体物。多く、廃棄物に対して用いられる語。