かど【廉】
《「角(かど)」と同語源》特に取り上げるべき事項・箇所。ある事柄の原因・理由となる点。「不審の—がある」「反則の—で罰せられる」
かど‐かど【廉廉】
それぞれの箇所。ふしぶし。「不審の—を吟味する」
やす・い【安い】
[形][文]やす・し[ク] 1 (「廉い」とも書く)他に比べて、また普通より値段が低い。安価である。「—・い買物」「—・くあがる」「給料が—・い」⇔高い。 2 価値がない。軽々しい。「—・く見ら...
れん【廉】
[名・形動] 1 値が安いこと。また、そのさま。安価。廉価。「治療代の案外—なのを喜んだ」〈漱石・門〉 2 心が清らかで欲が少ないこと。また、そのさま。「これを避けて用ゐざる事は、実に—なりとや...
れん【廉】
[常用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]かど 1 私欲がなく、けじめがついている。いさぎよい。「廉潔・廉直/孝廉・清廉・破廉恥」 2 安い。「廉価・廉売/低廉」 [名のり]おさ・きよ・きよし...
れん‐か【廉価】
[名・形動]値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。「—な商品」「—版」⇔高価。
れんか‐ばん【廉価版】
書籍の内容を変えず、装丁などを簡略にするなどして安く売るもの。ソフトウエアや電化製品などについていうこともある。普及版。
れん‐けつ【廉潔】
[名・形動]私欲がなく、心や行いが正しいこと。また、そのさま。清廉潔白。「—な(の)政治家」
れん‐し【廉士】
無欲で正直な人。廉潔な人。
廉士(れんし)は人(ひと)を恥(は)じしめず
《「説苑」立節から》無欲で正直な人は、自分に手柄を立てさせた相手を恥ずかしめないよう、手柄を誇ったりしないものである。