やす・い【安い】

の解説

［形］［文］やす・し［ク］

1. １ （「廉い」とも書く）他に比べて、また普通より値段が低い。安価である。「―・い買物」「―・くあがる」「給料が―・い」⇔高い。

1. ２ 価値がない。軽々しい。「―・く見られる」

1. ３ 心がおだやかである。落ち着いている。

   1. 「西からの戦報を手にするたびに―・い心はなかった」〈藤村・夜明け前〉

1. ４ （「やすくない」の形で）男女の間が親密なさま。また、それをひやかしていう語。「二人でお出掛けとは―・くない話だね」→お安い

1. ５ 責任がない。気楽である。

   1. 「京中の上下―・き口にはささやきけり」〈盛衰記・二三〉

[派生]やすさ［名］

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。