まえ‐かど【前廉】
《前の時点の意。副詞的にも用いる》 1 以前。先ほど。まえかた。「—お屋敷に御奉公申しました、おかちと申す者」〈浄・浪花鑑〉 2 事前。前もって。まえかた。「それは—から習うておいてござる」〈虎...
れん【廉】
[名・形動] 1 値が安いこと。また、そのさま。安価。廉価。「治療代の案外—なのを喜んだ」〈漱石・門〉 2 心が清らかで欲が少ないこと。また、そのさま。「これを避けて用ゐざる事は、実に—なりとや...
れん【廉】
[常用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]かど 1 私欲がなく、けじめがついている。いさぎよい。「廉潔・廉直/孝廉・清廉・破廉恥」 2 安い。「廉価・廉売/低廉」 [名のり]おさ・きよ・きよし...