おお‐ろうか【大廊下】
江戸城本丸内の大名の詰め所の一。上の部屋には御三家・御三卿、下の部屋には前田・島津などの大名が詰めた。
かた‐ろうか【片廊下】
建物の片側に通して部屋や住戸を並べた廊下。集合住宅などにみられる。
空(そら)に三(み)つ廊下(ろうか)
天候が、降ろうか・照ろうか・曇ろうかの三つの「ろうか」のどれであるか定まらないことを「廊下」に掛けていったもの。
なか‐ろうか【中廊下】
両側に部屋または住戸を配置してある廊下。
まつ‐の‐ろうか【松之廊下】
江戸城内の、大広間から白書院に通じる「松之大廊下(まつのおおろうか)」のこと。L字形をしており、全長は約50メートル。→松之廊下刃傷事件
ろう‐か【廊下】
1 建物の中の部屋と部屋をつなぐ細長い通路。「渡り—」 2 ⇒ゴルジュ
わたり‐ろうか【渡り廊下】
建物と建物とを結ぶ廊下。渡り廊。