とよくに‐じんじゃ【豊国神社】
京都市東山区にある神社。祭神は豊臣秀吉。慶長4年(1599)創建され豊国大明神の神号を宣下された豊国廟を、明治13年(1880)現在地に遷座・再興したもの。伏見城の遺構という唐門は国宝。豊国大明...
とよくに‐びょう【豊国廟】
京都市東山の阿弥陀ヶ峰にあった豊臣秀吉の霊廟。日光廟などの先駆をなす。豊臣氏滅亡とともに衰退、廃絶。明治期に豊国神社に再建された。
トレムセン【Tlemcen】
アルジェリア北西部の都市。モロッコとの国境に近く、テルアトラス山脈の盆地に位置する。アラビア語名タラムサーン。古くから交易の要地として栄え、13世紀から16世紀にかけてマグレブ中部を治めたベルベ...
とん‐ぐう【頓宮】
仮の宮殿。行宮(あんぐう)。「廟院の南に—あり」〈著聞集・四〉
トンブクツ【Tombouctou】
マリ中部の商業都市。ニジェール川北岸に位置し、トゥアレグ族が多く居住する。サハラ砂漠を縦断する隊商路の要地として、岩塩・金・象牙の交易で栄えた。15世紀にソンガイ帝国に支配され、16世紀前の最盛...
ドネル‐キュンベット【Döner Kümbet】
トルコ中央部の都市カイセリの市街中心部にある霊廟(れいびょう)。13世紀にセルジュークトルコのスルターン、カイクバート1世が娘のために建造。火山岩を用いた重厚な石造建造物であり、周囲には精巧な浮...
ドルッサオダット‐けんちくぐん【ドルッサオダット建築群】
《Dorussaodat Majmuasi》ウズベキスタン南東部の都市シャフリサブスにある建築群。チムール帝国の創始者チムールが、若くして死んだ長男のために建てたジャハンギール廟やチムール自身の...
ドルッティロバット‐けんちくぐん【ドルッティロバット建築群】
《Doruttilovot Majmuasi》ウズベキスタン南東部の都市シャフリサブスにある建築群。チムール帝国の創始者チムールと第4代君主ウルグベグが14世紀後半から15世紀前半にかけて建造し...
ナコーダ‐マスジッド【Nakhoda Masjid】
インド東部、西ベンガル州の都市コルカタにあるイスラム寺院。市街中心部に位置する。1926年に建立。シカンドラにあるアクバル廟を模した建物であり、赤い外壁と三つの緑色のドームと27本の尖塔をもつ。...
ナジャフ【Najaf】
イラク中部、ナジャフ州の都市。同州の州都。バグダッドの南約150キロメートル、ユーフラテス川中流域にある。イスラム教シーア派の聖地。アッバース朝第5代カリフのハールーン=アッラシードが建てた、シ...