ま‐さぐ・る【弄る】
[動ラ五(四)]手先であちこち探す。指先でいじる。もてあそぶ。「バッグの中を—・る」「数珠(じゅず)を—・る」
もち‐あそび【持ち遊び/玩び/弄び】
手にもって遊ぶこと。また、そのもの。おもちゃ。もてあそび。「—の張り子のかつを」〈伎・霊験曽我籬〉
もて‐あそび【弄び/玩び/翫び】
1 もてあそぶこと。また、そのもの。おもちゃ。「子安貝や、椿の実や、小さいときの—であったこまこました物が」〈中勘助・銀の匙〉 2 心の慰めとする相手。遊び相手。「この宮ばかりをぞ—に見奉り給ふ...
もてあそび‐ぐさ【弄び種/玩び草】
もてあそびのたねとなるもの。慰めにするもの。
もてあそび‐もの【弄び物】
もてあそぶもの。慰めにするもの。おもちゃ。「土産の—取拡げて」〈紅葉・不言不語〉
もて‐あそ・ぶ【弄ぶ/玩ぶ/翫ぶ】
[動バ五(四)] 1 手に持って遊ぶ。手であれこれいじる。「ハンカチを—・ぶ」 2 心の慰みとして愛する。賞翫(しょうがん)する。「書画骨董を—・ぶ」 3 好き勝手に扱う。楽しむかのように、思い...
ろう【弄】
[常用漢字] [音]ロウ(漢) [訓]もてあそぶ 1 もてあそび楽しむ。「玩弄(がんろう)・嘯風弄月(しょうふうろうげつ)」 2 なぶりものにする。「愚弄・嘲弄(ちょうろう)」 3 思うままに操...
ろう‐か【弄火】
火をもてあそぶこと。火遊び。
ろう‐か【弄花】
1 花をもてあそぶこと。 2 花札でかけ事などをすること。
ろう‐が【弄瓦】
《「瓦」は土製の糸巻きで、昔、中国で、女子が生まれるとそれを与えて玩具にしたという「詩経」小雅・斯干の故事から》女子が生まれること。⇔弄璋(ろうしょう)。