にくたいのもん【肉体の門】
田村泰次郎の小説。昭和22年(1947)発表。敗戦後の東京を生き抜こうとする娼婦たちの姿を描く。
マキノ正博(マキノ雅弘)監督による映画の題名。昭和23年(1948)公開。出演、月丘千秋、轟...
にしあらい‐だいし【西新井大師】
東京都足立区西新井にある真言宗豊山派の寺。正しくは五智山遍照院総持寺。開創は弘仁11年(820)、開山は空海と伝える。厄除け大師として著名。
にしむら‐しげき【西村茂樹】
[1828〜1902]道徳教育家。下総(しもうさ)の生まれ。明六社に参加。また、明治9年(1876)東京修身学社を創設(のち日本弘道会と改称)し、儒教的倫理思想に基づく国民道徳の高揚に努めた。著...
にじゅうご‐だいじ【二十五大寺】
平安時代の25の大寺。東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・薬師寺・西大寺・法隆寺・新薬師寺・大后寺・不退寺・超証寺・招提寺・京法華寺・宗鏡寺・弘福寺(川原寺)・崇福寺・梵釈寺・檀林寺・延暦寺・貞観寺...
にほんかがくぜんしょ【日本歌学全書】
佐佐木弘綱と信綱の共同編著による和歌の叢書。全12巻。明治23年(1890)から明治24年(1891)にかけて刊行。
にほん‐こうどうかい【日本弘道会】
明治時代の国家主義的教化団体。前身は西村茂樹が設立した修身学社で、日本講道会を経て明治20年(1887)日本弘道会と改称。機関誌「弘道」を刊行して修身道徳教育を主張した。
にほんりょういき【日本霊異記】
平安前期の日本最古の仏教説話集。3巻。景戒(けいかい・きょうかい)著。弘仁14年(823)ごろ成立。異聞・因果談・発心談など116の説話を、日本風の漢文で記したもの。日本国現報善悪霊異記。霊異記...
ニムロッド
上田岳弘の小説。平成30年(2018)発表。仮想通貨を題材にした作品。第160回芥川賞受賞。
ねぶた
東北地方の年中行事の一。竹などで扇・人形などの形に編んで紙を張り、武者や歌舞伎狂言の場面を描いて中に灯をともし、屋台にのせて笛や太鼓の囃子(はやし)で町内を練り歩く。特に、8月2日から7日にかけ...
ねんちゅうぎょうじ‐の‐そうじ【年中行事の障子】
宮中の年中行事の名目を両面に書いた衝立(ついたて)障子。清涼殿の弘廂(ひろびさし)にあった。ねんちゅうぎょうじのしょうじ。