あかれ【別れ/散れ】
1 集まっていた人々が、あちこちにわかれ散ること。散会。「弘徽殿(こきでん)の御—ならむ、と見給へつる」〈源・花宴〉 2 所属するもの。分(ぶん)。「桜萌黄(さくらもえぎ)などは、女院の御—」〈...
あきのいろくさ【秋色種】
長唄。弘化2年(1845)初演。大名の南部利済(なんぶとしなり)が、作曲者を困らせようとして作った歌詞に、10世杵屋六左衛門が曲をつけたものという。
あくまれいはい【悪魔礼拝】
種村季弘の随筆集。古代から現代に至るヨーロッパの悪魔学の歴史をひもときつつ、近代芸術・文学の成立過程を論じる。昭和54年(1979)刊。
あすか‐の‐みやこ【飛鳥京】
古代、明日香地方に置かれた都の総称。允恭(いんぎょう)・顕宗(けんぞう)両朝、および推古朝(593〜628)から、孝徳・天智・弘文3天皇の時代を除いて、文武(もんむ)朝(697〜707)までの都。
あべ【阿部】
姓氏の一。 [補説]「阿部」姓の人物阿部昭(あべあきら)阿部和重(あべかずしげ)阿部将翁(あべしょうおう)阿部次郎(あべじろう)阿部忠秋(あべただあき)阿部知二(あべともじ)阿部信行(あべのぶゆ...
弘法
弘法筆を選ばずA bad workman complains of his tools. ⇒ふで(筆)弘法も筆の誤り((諺)) Even Homer sometimes nods. ⇒ふで(筆)
大師
1〔仏・菩薩の尊称〕the Great Teacher2〔高徳の僧の敬称〕a great teacher3〔高僧への贈り名〕弘法大師Kobo Daishi
伝
1〔伝記〕a life; a biographyエジソン伝a life [biography] of Edison偉人伝lives of the great武勇伝⇒武勇伝2〔経書などの注釈〕a ...
筆
1〔毛筆〕a writing brush;〔絵筆〕a paint brush;〔ペン〕a pen弘法も筆の誤り((諺)) Even Homer sometimes nods.弘法筆を選ばずA b...
まあ
1〔勧誘やなだめる気持ちを込めて〕まあお寄りくださいWhy don't you drop in?まあ頼んでごらんJust ask him.まあそう言うなCome on, don't say th...
ほうずる【崩ずる】
[共通する意味] ★身分の高い人が死去する。[英] to pass away[使い方]〔崩ずる〕(サ変)▽天皇が崩ずる〔薨ずる〕(サ変)▽皇女が薨ずる〔卒する〕(サ変)▽将軍は異国の地で卒した〔...
こうしょう【口承】
[共通する意味] ★文字を使わず、口から口へ物事を語り伝えること。[英] oral tradition[使い方]〔口伝え〕▽彼の渡米を口伝えに聞いた▽極意を口伝えに教わる〔口承〕スル▽弘法大師の...
しゅっする【卒する】
[共通する意味] ★身分の高い人が死去する。[英] to pass away[使い方]〔崩ずる〕(サ変)▽天皇が崩ずる〔薨ずる〕(サ変)▽皇女が薨ずる〔卒する〕(サ変)▽将軍は異国の地で卒した〔...
せんそう【戦争】
[共通する意味] ★軍隊と軍隊とが兵器を用いて戦うこと。[使い方]〔戦争〕スル▽隣国をまきこんで戦争が始まった▽核戦争〔戦い〕▽敵に戦いを挑む▽関ケ原の戦い〔戦〕▽いくさの庭(=戦争)▽負けいく...
じゃくする【寂する】
[共通する意味] ★身分の高い人が死去する。[英] to pass away[使い方]〔崩ずる〕(サ変)▽天皇が崩ずる〔薨ずる〕(サ変)▽皇女が薨ずる〔卒する〕(サ変)▽将軍は異国の地で卒した〔...
あかまつ‐のりむら【赤松則村】
[1277〜1350]南北朝時代の武将。法名は円心。元弘の変では天皇方に属して討幕に参加したが、建武の中興後は足利尊氏(あしかがたかうじ)を助けて北軍で活躍し、播磨(はりま)の守護となった。
こじま‐たかのり【児島高徳】
南北朝時代の武将。備前の人。元弘の変で隠岐(おき)へ流される途中の後醍醐天皇の行在所に忍び込み、桜の幹に「天莫レ空二勾践一、時非レ無二范蠡一」と記して天皇を励ましたといわれるが、その事跡は「太平...
ごだいご‐てんのう【後醍醐天皇】
[1288〜1339]第96代天皇。在位1318〜1339。後宇多天皇の第2皇子。名は尊治(たかはる)。天皇親政・人材登用など政治の改革に努め、鎌倉幕府打倒を図ったが、正中の変(1324)・元弘...
さが‐てんのう【嵯峨天皇】
[786〜842]第52代天皇。在位809〜823。桓武天皇の皇子。名は神野(かみの)。「弘仁格式」「新撰姓氏録(しょうじろく)」などを編纂(へんさん)させ、蔵人所(くろうどどころ)・検非違使(...
はまお‐しろう【浜尾四郎】
[1896〜1935]小説家。東京の生まれ。加藤弘之の孫。古川緑波の兄。検事や弁護士として活躍の後、作家に転身。「殺人鬼」などの本格推理小説を発表した。晩年は貴族院議員。