かよい‐げいこ【通い稽古】
1 先生・師匠の所に通って学ぶこと。 2 先生・師匠が弟子の所に通って教えること。出稽古。
かれのしょう【枯野抄】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)10月、雑誌「新小説」に発表。松尾芭蕉の臨終に集った弟子たちの心中を描く。
かれん‐ちゅうきゅう【苛斂誅求】
《「誅」は責める意》情け容赦もなく、税金などを取り立てること。「—を事とせぬ政治家の皆無だった当時」〈中島敦・弟子〉
かわゆ‐おんせん【川湯温泉】
北海道川上郡弟子屈(てしかが)町の温泉。屈斜路(くっしゃろ)湖と摩周湖との中間にある。泉質は硫黄泉・酸性明礬(みょうばん)泉。 和歌山県田辺市にある温泉。泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉。
かん‐か【干戈】
《「干(たて)」と「戈(ほこ)」の意》 1 武器。また、武力。「—に訴える」 2 戦争。「十に余る大国は…相闘って—のやむ時がない」〈中島敦・弟子〉
かん‐しん【諫臣】
主君に諫言(かんげん)する家臣。「人君にして—がなければ正を失い」〈中島敦・弟子〉
かん‐じゅ【貫首/貫主】
《「かんしゅ」とも。貫籍の上首の意から》 1 天台座主(ざす)の異称。のちに、各宗総本山や諸大寺の住持にも用いられる。貫長。管主。 2 かしらに立つ人。「顔回は—の弟子にて」〈曽我・一一〉 3 ...
かんじょう‐だいほうおうじ【灌頂大法王子】
伝法灌頂を受け、仏の弟子となった菩薩の尊称。
かん‐じん【閑人】
暇のある人。俗用を離れ、ゆっくりした生活をしている人。ひまじん。「往来の木陰で—たちの盛んに弁じている声が」〈中島敦・弟子〉
かんのう‐どうこう【感応道交】
仏語。仏の働きかけと、それを感じ取る人の心とが通じ、相交わること。師と弟子とが相投合することにもいう。