げん‐りろん【弦理論】
《string theory》粒子は大きさのない質点でなく、一次元の弦(ひも)で記述されると考える理論。1970年代に南部陽一郎、サスキンド、ニールセンがハドロンの理論として独立に発表。現在は超...
つる【弦/絃/鉉】
1 弓に張りわたす糸。ゆみづる。ゆづる。 2 琴などの弦楽器に張る糸。 3 鍋(なべ)や土瓶などに弓形にかけわたした取っ手。「飯盒の—」 4 (「梁」とも書く)枡(ます)の上面に対角線に張り渡し...
つる‐うち【弦打ち】
物の怪(け)などを退散させるまじないとして、矢をつがえずに弓の弦を引き鳴らすこと。また、それをする人。弓弦(ゆづる・ゆみづる)打ち。鳴弦(めいげん)。
つる‐おと【弦音】
矢を放ったとき、弓の弦が鳴る音。また、弦打ちしたときの弦の音。
つる‐かけ【弦掛(け)】
1 弓弭(ゆみはず)に弦をかけること。 2 弓弦(ゆみづる)を作る職人。 3 「弦掛け枡(ます)」の略。 4 弦をかけわたした鍋(なべ)。弦鍋。 5 大木を倒す方法の一。根方に3か所の脚を残して...
つるかけ‐ます【弦掛け枡】
上面の対角線に鉄線を張り渡した枡。弦掛け。
つる‐はじき【弦弾き】
「弓懸(ゆがけ)」に同じ。
つる‐ばしり【弦走り】
鎧(よろい)の胴の正面の部分。弓の弦が当たるのを防ぐために染め革で包んである。
つる‐ぶくろ【弦袋】
⇒弦巻(つるまき)
つる‐まき【弦巻】
掛け替えのための予備の弓弦(ゆみづる)を巻いておく籐(とう)製の輪。弦袋。弓弦袋。