き‐がい【気概】
困難にくじけない強い意志・気性。「先駆者の—を示す」「—のある人」
き‐がさ【気嵩】
[名・形動]負けん気が強いこと。勝ち気なこと。また、そういう性質や、そのさま。「負嫌いの—な強い人は」〈魯庵・社会百面相〉
きき‐かよう【記紀歌謡】
古事記・日本書紀に記載されている歌謡。重複分を除くと約190首で、上代人の日常生活全般を素材とし、明るく素朴で民謡的要素が強い。歌体は片歌(かたうた)から長歌までさまざまだが、定型・五七調はまだ...
き‐く【危懼】
[名](スル)「危惧(きぐ)」に同じ。「成り行きを—する気持ちが強い」
き‐こつ【奇骨】
風変わりで個性の強い性格。普通にはない、すぐれた性格。
き‐こつ【気骨】
自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。「—のある若者」
きし‐は【岸派】
日本画の流派の一。岸駒(がんく)を祖として、江戸後期から明治期に栄えた。各流派を折衷し、あくの強い独特の写生画風で知られる。主な画家は、岸駒の長男岸岱(がんたい)、河村文鳳(かわむらぶんぽう)・...
き‐しょう【気性】
[名]生まれつきの性質。気質。きだて。気象。「—が激しい」「さっぱりとした—」
[形動]性質がしっかりしているさま。気が強いさま。「—な奴だ、心配いたすな」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
帰心(きしん)矢(や)の如(ごと)し
故郷やわが家に帰りたいと思う気持ちが非常に強い。
きっ‐と【屹度/急度】
[副]《「きと」の音変化》 1 話し手の決意や確信、また強い要望などを表す。確かに。必ず。「明日は—雨だろう」「—来てくださいね」 2 表情や態度などが厳しいさま。「—にらむ」「—申しつける」 ...