あながち【強ち】
[副](あとに打消しの語を伴う) 1 断定しきれない気持ちを表す。必ずしも。一概に。「—(に)うそとは言いきれない」 2 強い否定の意を表す。決して。「範頼、義経が申し状、—御許容あるべからず...
あな‐に
[感]強い感動を表す語。ああ、まことに。「桜の花のにほひはも—」〈万・一四二九〉
あに【豈】
[副] 1 あとに推量を表す語を伴って、反語表現を作る。どうして…か。「価なき宝といふとも一坏(ひとつき)の濁れる酒に—まさめやも」〈万・三四五〉 2 あとに打消しの語を伴って、強い否定の気持ち...
アニサキス‐しょう【アニサキス症】
アニサキスという線虫が引き起こす感染症。アニサキスの幼虫がいる海産魚介類を生食し、数時間後に幼虫が胃壁や腸壁に食いつくことによって、強い腹痛や嘔気・嘔吐を引き起こす。じんましんなどのアレルギー症...
アネアロビクス【anaerobics】
無酸素性運動。100メートルのダッシュや重量挙げのように短時間で全エネルギーを使い果たす運動で、強い筋力やパワーをつけることをめざす。
あねったい‐ジェットきりゅう【亜熱帯ジェット気流】
緯度30度付近で吹く強い西風。冬に強まり、南半球では夏は南緯45度付近に移動する。高緯度側で吹く寒帯前線ジェット気流に比べて変動が小さく安定している。
アフガン‐しんこう【アフガン侵攻】
1979年12月の、ソ連軍によるアフガニスタンへの侵攻。ソ連は1978年調印の友好協力善隣条約に基づく、アフガニスタン政府の要請によるとしたが、反政府派の激しい抵抗と、強い国際的非難にあい、19...
あぶらっ‐こ・い【脂っこい/油っこい】
[形] 1 食品などのあぶら気が強い。「—・い料理」 2 性質・態度などがあっさりしていず、しつこい。「—・い語り口」 [派生]あぶらっこさ[名]
あ‐ぼう【阿防/阿傍】
地獄の獄卒。牛頭で、胴と手は人、脚は牛に似ており、山を抜くほど力が強い。羅刹(らせつ)のように暴悪という。阿防羅刹。
あま‐あし【雨脚/雨足】
《「雨脚(うきゃく)」の訓読》 1 線状に見える、降り注ぐ雨。あめあし。「—が強い」 2 雨の通り過ぎるようす。あめあし。「—が遠のく」