せいいつ‐せつ【斉一説】
過去の地質現象は、現在の自然現象と同じ作用で形成されたとする考え。J=ハットンが唱え、C=ライエルが強調。「現在は過去を解く鍵(かぎ)」という言葉で表される。斉一観。→天変地異説
せいかく‐げき【性格劇】
主人公の特異な性格を強調し、それが引き起こす事件を中心に展開する劇。
せい‐ねん【青年】
青春期の男女。10代後半から20代の、特に男子をいうことが多い。若さを強調する場合には30代にもいう。わかもの。わこうど。「—実業家」 [補説]書名別項。→青年
背筋(せすじ)が寒(さむ)くな・る
恐怖などのためにぞっとする。身の毛がよだつような思いをする。「—・る話」 [補説]近年、同じ意味あるいはより強調した意味で「背筋が(も)凍る」という表現が使われている。
セールス‐ポイント
《(和)sales+point》 1 商品の販売に際し、特に客に強調できるような商品の特長。セリングポイント。 2 一般に、売り込むべき長所。人をひきつける魅力。「若さを—に立候補する」
ぜんそう‐ほう【漸層法】
修辞法の一。語句を重ねて用いることによって、徐々に詩や文章の意味を強めていき、結論や結末を強調する方法。クライマックス。→アンチクライマックス
そくど‐ベクトル【速度ベクトル】
物理学において、物体の運動などを表すベクトル量としての速度。または、物体の速度などを矢印で図示したもの。いずれも、本来、速度が向きと大きさをもつベクトルであることを強調もしくは明示したものといえる。
その‐ひと【其の人】
[名] 1 人を表す語の下に付けて、それを強調する。ほかならぬその人。当人。「最初に逃亡したのは、ほかでもない司令官—だった」 2 その分野ですぐれた力をもっている人。その分野で著名な人。「政...
その‐もの【其の物】
1 いま問題になっている事物。当のもの。「—ずばりの形容」 2 名詞または形容動詞の語幹の下に付けて、上の語の意味を強調する気持ちを表す語。まぎれもなくそのようであること。それ自身。「善人—」「...
それ‐くらい【其れ位】
《「それぐらい」とも》その程度。物事の程度を軽んじたり強調したりするときにもいう。副詞的にも用いる。それだけ。そのくらい。「—のことでくよくよするな」「—勉強すれば十分だ」