いち‐じょう【一乗】
《唯一の乗り物の意》仏語。仏の真実の教えは絶対平等であり、それによってすべての人が成仏できると説く教法。教法を悟りの彼岸に運ぶ乗り物にたとえた語。法華経を中心に置く天台宗で特に強調。一仏乗。
イニシャル‐キャップ【initial caps】
段落の最初の文字のサイズを大きくして、段落の冒頭を強調すること。大きくした文字の配置の仕方によってレーズドキャップ、ドロップキャップ、ハンギングキャップなどの方法がある。
うそ‐いつわり【嘘偽り】
意味の似た「偽り」を続けて「嘘」を強調した語。「—は申しません」
うたい‐もんく【謳い文句】
広告や効能書きなどで、人の注意や興味を引くために長所・効果などを強調した言葉。キャッチフレーズ。
エキサイター【exciter】
エフェクターの一種。音色や音量を変えずに、ある特定の音を強調する装置の総称。高音域に倍音成分を加えるハーモニックエキサイター、位相をずらすフェーズエキサイターなどがある。
えめん‐の‐みえ【絵面の見得】
歌舞伎の見得の一。登場人物が動作をいったん止めてそれぞれ型をつけ、舞台全体の絵画的美しさを強調すること。
エンファシス【emphasis】
強調すること。
縁(えん)もゆかりもな・い
何のかかわりもない。類義の語を重ねて強調した表現。「—・い他人」
おおかお‐え【大顔絵】
浮世絵の大首絵(おおくびえ)のうち、特に顔だけを強調して描いたもの。
おおくび‐え【大首絵】
浮世絵版画の一形式。人物の上半身を大きく、その表情を特に強調して描いたもの。写楽の役者絵、歌麿の美人画などが有名。