こま‐わり【駒割(り)】
将棋で、対局者の技量の差に応じて、落とす駒を決めること。手合割り。また、形勢を判断するために駒の損得を比較すること。→駒落ち
ころが・る【転がる】
[動ラ五(四)] 1 ころころと回転しながら進む。ころげる。「一〇円玉が—・る」 2 立っていたものが倒れる。ころぶ。ころげる。「つまずいて—・る」 3 からだを横にする。寝ころがる。「畳の上に...
山雨(さんう)来(きた)らんと欲(ほっ)して風(かぜ)楼(ろう)に満(み)つ
《許渾「咸陽城東楼詩」から》山雨がやって来る前には、高殿へ風が吹きつける。変事が起きる前には、なんとなく形勢が穏やかでなくなることのたとえ。
三十六計(さんじゅうろっけい)逃(に)げるに如(し)かず
形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしまうのがいちばんよい。転じて、めんどうなことが起こったときには、逃げるのが得策であるということ。
シチュエーション【situation】
1 境遇。立場。状態。 2 事態。形勢。局面。 3 小説・劇・映画などで、筋を展開させるために設定された状況。
しょう‐せい【勝勢】
勝ちそうな形勢。また、勝った勢い。「—に乗じて一気に総攻撃をかける」⇔敗勢。
じゅんけい‐りゅう【順慶流】
《山崎の合戦のとき、筒井順慶が明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉とにふたまたをかけ、形勢をうかがったすえ秀吉に味方した故事から》有利なほうにつこうと、対立する両者の形勢をうかがうこと。
すて‐いし【捨(て)石/棄て石】
1 道ばたや野原などにころがっている石。 2 日本庭園で、風趣を添えるために所々に配した石。景石(けいせき)。 3 橋脚などを造るとき、水勢を弱めるために水中に投入する石。 4 囲碁で、自分の形...
せい【勢】
[音]セイ(漢) ゼイ(慣) セ(呉) [訓]いきおい [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 他を押さえ取り仕切る力。いきおい。「勢力/威勢・気勢・虚勢・権勢・語勢・豪勢・筆勢・余勢」 2 その物の...
せきへき‐の‐たたかい【赤壁の戦い】
中国後漢末期の208年、赤壁において、劉備(りゅうび)と孫権の連合軍が曹操の軍を破った戦い。これにより天下三分の形勢がほぼ決まった。