まっ【真っ】
[接頭]《接頭語「ま」の下に促音の挿入されたもの》名詞・形容詞・形容動詞などに付いて、語勢を強める。「—ただ中」「—ぱだか」「—白い」「—正直」 [補説]「ま(真)」が摩擦音([s][f]などの...
まったく【全く】
[副]《形容詞「まったい」の連用形から》 1 完全にその状態になっているさま。すっかり。「—新しい企画」「回復の希望は—絶たれた」 2 打消しの語を伴って、完全な否定の意を表す。決して。全然。「...
まっとう【全う】
[形動][文][ナリ]《形容詞「まったい」の連用形の音変化》まともなさま。まじめなさま。「—な人生」「—なやり方」 [補説]「真っ当」とも当てて書く。 [派生]まっとうさ[名]
まぶ・い【眩い】
[形]《「まぶ」の形容詞化。近世語》 1 容貌が美しい。「芸が能(い)いときてゐるに、面が—・いといふもんだから」〈滑・浮世床・初〉 2 仕事などがうまくいく。都合がよい。「どうろくが気をつけれ...
まろ【麻呂/麿】
[代]一人称の人代名詞。平安時代以降に用いられた語。「—この歌の返しせむ」〈土佐〉
[接尾] 1 名詞や形容詞の語幹、その他の語に付いて、男子の名を構成するのに用いる。「人—」「清—」 2 ...
まん【真ん】
[接頭]《接頭語「ま」の下に撥音「ん」の挿入されたもの》名詞・形容詞や形容動詞の語幹に付いて、本当にそうである、完全にそうである、などの意を表す。「—中」「—丸」 [補説]「ま(真)」がn音・m...
み
[接尾] 1 形容詞・形容動詞の語幹に付いて名詞をつくる。 ㋐そういう性質や状態、また、そういう感じを表す。「暖か—」「ありがた—」「新鮮—」 ㋑そういう状態の場所を表す。「深—にはまる」「茂—...
みくにことばかつようしょう【御国詞活用抄】
江戸中期の文法書。1巻。本居宣長著。天明2年(1782)ごろ成立。動詞・形容詞など活用語の語尾変化の型を五十音順に配列。語例が豊富で、のちの活用研究に資するところ大であった。
みじか【短】
腰のあたりまでの丈の仕事着。腰切り。
形容詞「みじかい」の語幹。「—袖」「気—」
み‐すぼらし・い
[形][文]みすぼら・し[シク]外見が貧弱である。身なりが見苦しい。「—・い建物」「—・い風体」 [補説]「すぼらし」は動詞「窄(すぼ)る」の形容詞化。「身窄らしい」で、身がすぼまるさま、また「...