はちまん‐づくり【八幡造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・平入りの社殿二つを前後につなぎ、両方の屋根が接する部分に樋(とい)を設けたもの。宇佐神宮・石清水(いわしみず)八幡宮の本殿などにみられる。
ハック‐アンド‐スラッシュ【hack and slash】
《hackは切り刻む、slashは切り払うの意》コンピューターゲームの分類の一。次々と現れる敵のキャラクターと戦って倒していく形式のもの。ハクスラ。
はどう‐りきがく【波動力学】
量子力学の一形式。ド=ブロイの物質波の理論を発展させたシュレーディンガー方程式を基礎とする。ハイゼンベルクの行列力学と同等であることが証明され、量子力学として統一された。
ハフパト‐しゅうどういん【ハフパト修道院】
《Haghpat》アルメニア北部のハフパトにある修道院。ハフパトの聖十字架とも呼ばれる。991年に創建された。伝統的な木造建築と火山岩の石造建築が融合したもので、ビザンチン建築様式の発展形式とし...
ハミルトン‐の‐げんり【ハミルトンの原理】
ある系における物体の運動の経路は、経路全体で定義される作用量という積分量が極値をとるような経路に定まるという原理。ニュートンの運動方程式から導かれるものと同等になる。物体の運動を変分法の形式で表...
はやし【囃子/囃】
《動詞「はや(囃)す」の連用形から》 1 能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席演芸など各種の芸能で、拍子をとり、または気分を出すために奏する音楽。主に打楽器と管楽器とを用いるが、芸能によって唄や三味線が...
ハラン【Harran】
トルコ南東部の都市シャンルウルファの南約40キロメートルに位置する村。古くはメソポタミア北部の中心都市があった場所で、アッシリアの粘土板や旧約聖書にその名が記された。古代ローマ時代にはカルラエと...
はるのこうきょうきょく【春の交響曲】
《原題、Spring Symphony》ブリトゥンの交響曲。1949年作曲。全4部12曲。独唱・混声合唱・少年合唱および管弦楽の編成による連作歌曲としての形式をとる。
はん‐かせん【半歌仙】
1 連句の形式の一。36句の歌仙の半分、18句で1巻とするもの。 2 能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会で、曲数18番を演じること。
はん‐が【版画】
版を用いて刷った絵の総称。木版画・銅版画・石版画・シルクスクリーンなどがあり、版の形式により凸版・凹版・平版・孔版(こうはん)に分かれる。 [補説]作品名別項。→版画