くり‐かた【栗形】
刀の鞘(さや)の鯉口(こいぐち)の近くにつけた、栗の実を半切りにした形状のもの。穴があって下げ緒を通す。
くるま‐にんぎょう【車人形】
特殊な操法(そうほう)の人形芝居で、三人遣いの人形を車仕掛けの箱に腰掛けて一人で操るもの。幕末ごろに西川古柳が創始。地は主に説経節。東京都八王子市に現存。
くるみわりにんぎょう【胡桃割り人形】
《原題、(ロシア)Shchelkunchik》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。2幕。台本はE=T=A=ホフマンの童話に基づくもの。1892年ペテルブルグで初演。
くわ‐がた【鍬形】
1 《鍬をかたどったところから》兜(かぶと)の前部につけて威厳を添える前立物(まえだてもの)の一。金属や練り革で作った2本の板を、眉庇(まびさし)につけた台に挿して角(つの)のように立てたもの。...
けい【形】
[音]ケイ(漢) ギョウ(ギャウ)(呉) [訓]かた かたち なり [学習漢字]2年 〈ケイ〉 1 外に現れた姿。かたち。「形式・形状・形態/円形・外形・原形・固形・語形・象形・図形・整形・地...
けし‐にんぎょう【芥子人形】
きわめて小さい木彫りの衣装人形。女児の玩具やひな祭りの飾りとして江戸時代に流行した。豆人形。
げき‐けい【戟形】
植物の葉の形で、矛形(ほこがた)の旧称。
げ‐ぎょう【現形/顕形】
《「げんぎょう」の撥音の無表記》神仏などが、人前に姿をあらわすこと。「おほん神—し給ひて」〈伊勢・一一七〉
げん‐ぎょう【現形/顕形】
形をあらわすこと。また、その形。げぎょう。「敵—イタイタ」〈日葡〉
げん‐けい【原形】
もとのかたち。変化する前のかたち。「—に復する」「—を保つ」