バッサーノ‐デル‐グラッパ【Bassano del Grappa】
イタリア北東部、ベネト州の町。グラッパ山の麓に位置し、ブレンタ川が流れる。ワイン用のブドウの搾りかすから作られるブランデー、グラッパの産地として知られるほか、彩色陶器のグラッパ焼でも有名。
パキメ【Paquimé】
メキシコ北部、チワワ州にある都市遺跡。州都チワワの北西約250キロメートル、カサスグランデス川が刻む河谷に位置する。8世紀頃から交通の要地、および塩や鉱石の産地となり、14世紀頃に盛期を迎えたが...
ひ‐おうぎ【檜扇】
1 ヒノキの細長い薄板を重ね、上端を糸で下端を要(かなめ)で留めた扇。近世の板の数は、公卿は25枚、殿上人は23枚、女子は39枚。男子のものは白木のままとするが、女子のものは、大翳(おおかざし)...
ひょう‐もん【平文/評文】
1 (平文)漆器の加飾法の一。金銀などの薄板を文様に切って漆面にはり、漆で塗り埋めてから、その部分を研ぎ出すなどして文様を表す。奈良時代に唐から伝わり、平安時代に盛行。ひらもん。 2 装束に用い...
ひら‐ふで【平筆】
日本画で彩色に用いる筆。穂先が平らにそろっている。塗り筆。
ヒンデローペン【Hindeloopen】
オランダ北部、フリースラント州、アイセル湖に面する町。ヒンデローペン塗りとよばれる手彩色を施した木製家具の工房が数多くある。
びん‐がた【紅型】
沖縄の伝統的な型染め。布地に1枚の型紙を用いて糊(のり)を置き、顔料や染料で彩色し、多彩な絵画風の文様を表す。→藍型(あいがた)
ピストイア‐だいせいどう【ピストイア大聖堂】
《Duomo di Pistoia》イタリア中部、トスカーナ州の都市ピストイアにあるロマネスク様式の大聖堂。12世紀から13世紀にかけて建造された。高さ67メートルの鐘楼をもつ。ファサードにはル...
ふしみ‐にんぎょう【伏見人形】
伏見で産する土製の人形。江戸時代初めころから作られ、形・彩色の素朴なもの。伏見雛(びな)。
ぶっきょうでんらい【仏教伝来】
日本画家、平山郁夫の作品。紙本彩色。玄奘がインドから仏典を持ち帰る旅の途中の情景を描いたもの。昭和34年(1959)、第44回院展に入選。