プリア‐パリライ【Prea Palilay】
カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。アンコールトムの王宮の北に位置する。12世紀〜13世紀頃の建立。十字型のテラス、塔門、祠堂で構成され、竜神ナーガの彫像を飾る欄干や武勇神インドラ、...
プリア‐ピトゥ【Prea Pithu】
カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムのバイヨンの北に位置する。12世紀初頭以降に建立された五つの祠堂からなり、ヒンズー教に関わる浮き彫りや彫像、仏像などが見られる。1992年、ア...
ベイト‐シェイク‐イーサビンアリ【Bait Shaikh Isa Bin Ali】
バーレーンの都市ムハラクの市街中心部にある邸宅。19世紀初頭に建造され、夏の暑さを防ぐための厚さ1メートル以上の壁には、繊細な浮き彫りが施されている。首長イーサ=ビン=アリの住居として使われた。
ベイト‐シャディ【Bait Siyadi】
バーレーンの都市ムハラクの市街中心部にある邸宅。真珠貿易で財を成した商人アハマド=ビン=カシム=シャディにより、20世紀初頭に建造。屋外から風を取り込むためのウインドタワーがあり、繊細な透かし彫...
ベス‐の‐とう【ベスの塔】
《Tower of Bes》リビア北西部、地中海沿岸の都市遺跡サブラータにあるフェニキア時代の塔。高さ約25メートル。古代エジプトの舞踊・出産の神ベスの浮き彫りがある。
ベヒスタン【Behistūn】
イラン西部、ザグロス山脈中部の小村。ケルマーンシャーの東方にある。アケメネス朝ペルシアのダレイオウス1世時代の浮き彫りと碑文の刻まれた岩山があり、楔形(くさびがた)文字解読のもとになった。200...
ホア‐ライ【Hoa Lai】
ベトナム南部の都市ファンラン近郊にある遺跡。市街中心部より南西約10キロメートルに位置する。チャンパー王国時代の8世紀から9世紀にかけて3基の祠堂(しどう)が建造され、現在は2基が残っている。一...
ほそ‐すかし【細透かし】
細い透かし彫り。
ほたる‐で【蛍手】
磁器の素地(きじ)を透かし彫りにし、その箇所に釉(うわぐすり)を充塡(じゅうてん)して焼き上げたもの。光を通して文様が浮き上がる。中国、明代におこった。
ほり‐あげ【彫(り)上げ】
1 彫刻・印刻などで、模様・文字を高く、地を低く彫ること。浮き彫り。 2 彫り終えること。