アイラーバテシュワラ‐じいん【アイラーバテシュワラ寺院】
《Airavatesvara Temple》インド南部、タミルナドゥ州の町ダーラースラムにあるヒンズー教寺院。チョーラ朝時代後期の12世紀にラージャラージャ2世により建立。シバ神を祭る。本殿はヒ...
アウカナ‐だいぶつ【アウカナ大仏】
《Aukana Buddha》スリランカ中部にある仏教遺跡。中北部州の町ケキワラの南西約10キロメートルに位置する。5世紀、シンハラ王朝のダートゥセーナ王の時代に、花崗岩から彫り出してつくられた...
アウランガーバード‐せっくつぐん【アウランガーバード石窟群】
《Aurangabad Caves》インド西部、マハラシュトラ州の都市アウランガーバードにある石窟群。市街北郊の岩山の斜面に位置する。5世紀から7世紀にかけて仏教徒によって掘られた僧院や寺院があ...
あキューせいでん【阿Q正伝】
魯迅(ろじん)の中編小説。1921年発表。辛亥(しんがい)革命を背景に、阿Qという放浪農民の行状を風刺的かつ悲劇的に描き、当時の中国社会の病根を鋭く浮き彫りにした。
アクダマル‐とう【アクダマル島】
《Akdamar Adası》トルコ東部にある同国最大の湖、バン湖に浮かぶ島。10世紀建造のアルメニア教会がある。教会の外壁には旧約聖書などを題材とした多種多様な浮き彫りが施され、堂内にはわずか...
一刀
〔一振りの刀〕a sword;〔一太刀〕「a single [one] stroke (of a sword)一刀のもとに切り捨てるcut down ((a person)) with a si...
浮き彫り
I〔レリーフ〕(a) relief彼は父の横顔を浮き彫りにしたHe carved 「a relief of his father's profile [his father's profile ...
うまずたゆまず【倦まずたゆまず】
うまずたゆまず仏像を彫り続けたHe continued carving images of Buddha tirelessly.
倦む
be [get] tired of ⇒あきる(厭きる)うむことを知らぬ忍耐力tireless perseverance/unflagging effortうまずたゆまず仏像を彫り続けたHe co...
顔
I〔顔面〕a face;〔顔かたち〕 ⇒かおだち(顔立ち)丸顔a round faceうりざね顔an oval faceきれいな顔の女の人a woman with 「a pretty [an a...
ほりもの【彫り物】
[共通する意味] ★木、石、金属などを彫り刻んで作った物の像。[英] sculpture[使い方]〔彫刻〕スル▽熊(くま)の彫刻▽仏像を彫刻する▽彫刻家▽彫刻刀〔彫塑〕スル▽彫塑展▽彫刻の前に、...
ちょうこく【彫刻】
[共通する意味] ★木、石、金属などを彫り刻んで作った物の像。[英] sculpture[使い方]〔彫刻〕スル▽熊(くま)の彫刻▽仏像を彫刻する▽彫刻家▽彫刻刀〔彫塑〕スル▽彫塑展▽彫刻の前に、...
ちょうそ【彫塑】
[共通する意味] ★木、石、金属などを彫り刻んで作った物の像。[英] sculpture[使い方]〔彫刻〕スル▽熊(くま)の彫刻▽仏像を彫刻する▽彫刻家▽彫刻刀〔彫塑〕スル▽彫塑展▽彫刻の前に、...
しせい【刺青】
[共通する意味] ★皮膚に針や小刀で文字、絵などを彫り付け、墨や絵の具を入れること。[英] a tattoo[使い方]〔入れ墨〕▽若気の至りで入れ墨を入れる▽背中の入れ墨〔彫り物〕▽竜の彫り物▽...
ほりもの【彫り物】
[共通する意味] ★皮膚に針や小刀で文字、絵などを彫り付け、墨や絵の具を入れること。[英] a tattoo[使い方]〔入れ墨〕▽若気の至りで入れ墨を入れる▽背中の入れ墨〔彫り物〕▽竜の彫り物▽...
いっとうさんらい【一刀三礼】
仏像などを彫る態度が敬虔けいけんであること。仏像を彫刻するとき、ひと彫りごとに三度礼拝する意から。▽仏教語。「一刀」はひとたび刀を入れる、「礼」は礼拝する意。写経では「一字三礼」、仏画では「一筆三礼」という。
すいえいろうじん【吹影鏤塵】
やってもかいのない、無駄な努力をすること。影を吹いたり、細かなちりに刻みを入れようとする意から。▽「鏤」は刻む、彫りつけること。「る」とも読む。一般に「影かげを吹ふき塵ちりに鏤ちりばむ」と訓読を用いる。「鏤塵吹影ろうじんすいえい」「鏤塵吹影るじんすいえい」ともいう。
ちょうしんるこつ【彫心鏤骨】
心に彫りつけ骨に刻み込む意で、非常に苦心して詩文などを作り上げること。また、単にたいへんな苦労をすること。▽「彫心」は心に刻み込む意。「鏤骨」は骨に刻みつける意。大きな苦労のたとえ。「鏤」は「ろう」とも読む。「心こころに彫ほり骨ほねに鏤きざむ」と訓読する。
ちょうちゅうてんこく【彫虫篆刻】
詩文を作るのに、虫を彫り、篆字を刻みつけるように、細部まで技巧で飾りたてること。また、そのような技巧に走った内容のない文章。転じて、取るに足らないつまらない小細工。
ちょうぶんこくる【雕文刻鏤】
器などに細工をして飾ること。転じて、文章の細部を工夫し飾ること。▽「雕文」は模様を彫刻すること。「刻鏤」は彫りつけること。「刻」は木に彫りつける、「鏤」は金属に彫りつける意。「雕」は「彫」とも書く。
いたや‐はざん【板谷波山】
[1872〜1963]陶芸家。茨城の生まれ。名は嘉七。薄肉彫りの文様とうるおいのある彩磁で知られる。文化勲章受章。
うめただ‐みょうじゅ【埋忠明寿】
[1558〜1631]桃山時代の刀工・鐔工(つばこう)。京都の人。埋忠家初代。新刀の開祖。特に刀身の彫り物にすぐれ、鐔作りでも象嵌(ぞうがん)色絵の技に巧みで「葡萄胡蝶文象嵌鐔」は有名。うめのた...
かのう‐なつお【加納夏雄】
[1828〜1898]幕末・明治の彫金家。山城の人。円山派絵画も学び、江戸に出て刀装具などに写生風の彫法を用いて活躍。片切り彫りを得意とした。東京美術学校教授。
すぎうら‐じょうい【杉浦乗意】
[1701〜1761]江戸中期の装剣金工家。信濃の人。通称、仙右衛門。江戸に出て奈良派の門に入る。肉合(ししあ)い彫りを創始し、主に小柄(こづか)を制作した。奈良三作の一人。
なら‐としなが【奈良利寿】
[1667〜1737]江戸中期の装剣金工家。江戸の人。通称、太兵衛。奈良三作の一人。高肉彫り・色絵を得意とし、柄頭(つかがしら)の作が多い。