みぞ‐かんな【溝鉋】
鴨居(かもい)・敷居の溝などを彫り削るのに用いる、のみ状の刃をつけた鉋。
みと‐ぼり【水戸彫】
彫金の一派。元禄(1688〜1704)のころ、常陸(ひたち)国水戸の彫金工明石与太夫を祖とする。高肉彫りであったが、のちは魚子(ななこ)を特色とする。
ミナクシ‐じいん【ミナクシ寺院】
《Meenakshi Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市マドゥライにあるヒンズー教寺院。17世紀、ナヤク王国のティルマーラ=ナヤクにより建立。ミナクシ女神と夫シバ神を祭る。東西南北を...
ミーソン‐いせき【ミーソン遺跡】
《Thanh Dia My Son》ベトナム中部、クアンナム省にある遺跡。ホイアンの南西約40キロメートルの盆地に位置する。チャンパー王国の聖地だったとされ、北に聖山マハーパルバタを望む。フラン...
ムアンタン‐いせき【ムアンタン遺跡】
《Prasat Muang Tam》タイ北東部、イサーン地方南部にある遺跡。パノムルン遺跡の南東約5キロメートルに位置する。クメール朝時代の10世紀から11世紀頃に、ヒンドゥー教寺院として建立。...
ムシャッタ‐じょう【ムシャッタ城】
《Qasr Mushatta》ヨルダン中部にある城館跡。首都アンマンの南東約30キロメートルに位置する。ウマイヤ朝のカリフ、ワリード2世の時代に建設が始められたが未完に終わった。ビザンチン建築と...
むらかみ‐ついしゅ【村上堆朱】
村上市から産する漆器。木彫りの素地(きじ)に漆を塗り、堆朱・堆黒などに似せたもの。
ムンドゥッ‐じいん【ムンドゥッ寺院】
《Candi Mendut》インドネシア、ジャワ島中部のボロブドゥール仏教遺跡の東約3キロメートルにある寺院。9世紀初期、シャイレーンドラ朝時代に建造。段台や堂の壁に浮き彫りが施され、堂内にはグ...
メゾチント【(イタリア)mezzotinto】
銅版の全面に細かく交差する線をあらかじめ刻み込み、その線をつぶしたり、削ったりして明暗をつける、銅版画の技法。筋彫り銅版。
メダル【medal】
1 表彰や記念のために贈る、金属製の小さな記章。ふつう、図案・文字などが浮き彫りにしてある。賞牌(しょうはい)。「金—」「記念—」 2 1のうち、特に金メダル・銀メダル・銅メダルのこと。「次の大...