ちょう‐ぶん【彫文】
彫刻した模様。
ちょう‐る【彫鏤】
[名](スル)彫刻して飾ること。ちょうろう。「二碑の前に—したる榻あり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちん‐ぞう【頂相】
《「ちんそう」とも。「ちん(頂)」は唐音》禅宗の高僧の肖像。画像は写実性が要求され、師がみずからの頂相画に賛をつけて弟子に与え伝法の証(あかし)とした。彫像で表した頂相彫刻もある。中国宋代から隆...
つい‐こく【堆黒】
彫漆の一。黒漆を厚く塗り重ねて文様を彫刻したもの。中国では剔黒(てきこく)という。堆烏(ついう)。
つい‐しゅ【堆朱】
彫漆の一。朱漆を何回も塗り重ねて厚い層を作り、これに文様を彫刻したもの。特に宋代以降盛行し、日本には鎌倉時代に伝来し、室町時代以降に制作が始まった。中国では剔紅(てきこう)という。
て【手】
高村光太郎による彫刻作品。大正7年(1918)制作のブロンズ塑像(そぞう)。東京国立近代美術館所蔵。
てしがわら‐そうふう【勅使河原蒼風】
[1900〜1979]華道家。大阪の生まれ。本名、鉀一(こういち)。長男は勅使河原宏。昭和2年(1927)草月流を創流。前衛華道ブームを起こし、生け花の国際化を推進。生け花のほか、彫刻・絵画・書...
テ‐プイア【Te Puia】
ニュージーランド北島中部の都市ロトルアにある、先住民マオリの文化を紹介する観光施設。伝統的な彫刻や織物の工房があるマオリ美術工芸学校のほか、同国最大級の間欠泉ポフツガイザーがある。
て‐ぼり【手彫(り)】
機械でなく、鑿(のみ)などの手で扱う道具を使って彫刻すること。
テロー‐ひろば【テロー広場】
《Place des Terreaux》フランス南東部の都市リヨンの中心部、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた地域にある広場。市庁舎、リヨン美術館に面する。自由の女神像を設計したフランスの彫刻家フレデ...