マケット【(フランス)maquette】
模型。特に、彫刻の試作のための雛型(ひながた)。「—審査」
まじんのうみ【魔神の海】
前川康男の児童文学作品。昭和44年(1969)刊。挿絵はアイヌ民族彫刻の第一人者、床(とこ)ヌブリ。寛政元年(1789)に発生したアイヌ民族による武力蜂起事件「国後(くなしり)・目梨(めなし)の...
マチエール【(フランス)matière】
1 材料。素材。材質。 2 美術で、絵画の絵肌、彫刻の質感など、作品における材質的効果。また、表現されたもの固有の材質感。
マッシモ‐きゅうでん【マッシモ宮殿】
《Palazzo Massimo》イタリアの首都ローマにある宮殿。共和国広場とテルミニ駅の間に位置する。現在はローマ国立博物館の主な展示施設の一つとして、紀元前2世紀から紀元4世紀にかけての彫刻...
マッジョーレ‐ひろば【マッジョーレ広場】
《Piazza Maggiore》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ボローニャの中心部にある広場。周囲をサンペトロニオ聖堂、中世に建てられた市庁舎、ポデスタ宮殿、エンツォ王宮殿に囲まれる...
マッス【(フランス)masse】
1 《塊の意》絵画・彫刻・建築作品において、全体の中で一つのまとまりとして把握される部分。また、空間の中でひとかたまりとして把握される全体。 2 ⇒マス(mass)
まつかた‐コレクション【松方コレクション】
実業家松方幸次郎が、主に第一次大戦中に欧州で収集した美術品。散逸・消失したものも多いが、現在、浮世絵約8000点が東京国立博物館に、ロダンの彫刻や印象派の絵画などが国立西洋美術館に収蔵されている。
マハーバリプラム【Mahabalipuram】
インド南部、タミルナドゥ州の町。州都チェンナイの南約60キロメートルに位置し、ベンガル湾に面する。7世紀頃からパッラバ朝の交易の要地として栄え、屋根や壁面に浮き彫りを施されたヒンズー教の石造寺院...
まる‐ぼり【丸彫(り)】
1 一塊の材料から像の全体を彫り出すこと。また、その彫刻。 2 断面がU字形になるように彫ること。→薬研彫(やげんぼ)り
みや‐ぼり【宮彫(り)】
神社・仏閣・宮殿などの欄間(らんま)や柱などに施した彫刻。「—師」